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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【scriviamo!参加作品】しあわせについて~懺悔の値打ちもない~ 

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いつも多彩で素晴らしい作品を書き続け、さらに文字通り「みんなで書こうよ!」と素敵な企画を投げかけてくださる八少女夕さん(scribo ergo sum)が今年もscriviamo!を開催されました。もう本当に意味もなく申し訳なくなるくらいの凄い勢いで打ち込まれる無理難題球をレシーブしまくり、時にはスマッシュを決め、名作を連発中でいらっしゃいますが……そろそろピークも過ぎたような感じなので、お疲れのところトドメを刺すように(ひどい……)もう1セット、お相手いただこうと遅ればせながら参上仕りました。

しかも手抜きの手抜きで、666666Hit記念企画にも被せちゃって、一気に二つ分の宿題を片付けようという魂胆で書いていたら……
まぁ、6つじゃ寂しいから、全部のワードの半分くらいを使おうかな、なんて考えているうちに深みに嵌り、相当無理矢理に全ワード使ってみました。もちろん、わざとらしさ満開の無理矢理感炸裂ですが、大目に見ていただきましょう! ね!

与えられたワードは……
「テディーベア」「天才」「禁煙」「ピラミッド」「バンコク」「中国」 「飛行船 グラーク ツェッペリン」「桃の缶詰」「名探偵」「蚤の市」「赤い月」 「マロングラッセ」「エリカ」(花)「オクトーバーフェスト」「ロマンティック街道」「ピアノ協奏曲」「アルファロメオ」 「進化論」「彗星」「野良犬」「マフラー」「博物館」「遊園地」 「羽」「いろはうた」「鏡」「シャープ」(#)「にんじん」「モンサンミッシェル」 「ガラス細工」「楓」「金魚鉢」「古書」「WEB」「モンブラン」

そして夕さんちから、ヒルシュベルガー教授とヤオトメ・ユウ女史をお借りしました(*^_^*)
いや、センスの無さを暴露する無理矢理な展開ですが、読んでいただけると嬉しく思います。
舞台は京都のオカマショウパブ『ヴィーナスの溜息』……今宵、あなたをめくるめく官能と笑いの世界へ誘います(*^_^*)


【奇跡を売る店・番外】しあわせについて~懺悔の値打ちもない~


「今日は賑やかですね」
「庚申の日ですから」
 蓮はカウンターに座る年配の男に、新しいグラスで山崎の水割りを出してやった。氷の透明と琥珀が光の加減で揺らめいている。
 カウンターの客は、一か月ほど前から不定期に週に数度ばかりこの店にやってくるようになった。誰かの紹介ですかと聞いたが、いや、何となく、と答えただけで、それ以上は三宅という名字と千葉から来たという以外、何も話さなかった。
 もうすぐ本来の閉店時間がやって来るが、常連客達は帰る様子もない。今日は年に六度ほどしか巡ってこない特別な日だからだ。

「こうしん?」
 カウンターの客が聞き返したタイミングで、ようやくママが戻ってきた。マルボロを引き抜いてふぅと息を吐くと、蓮、あたしも薄いのでいいから作ってよ、と低くてよく通る声で言う。
 ジムで鍛えたママの身体は、もう還暦が近い五十代のものとは思えなかったが、去年前立腺癌の手術をしてからは随分と痩せてしまった。しかし、この業界で長く生き残ってきただけあって、転んでもただで起きるような人ではない。言った言葉が「あたし、子宮癌だったのよ~」である。

 ママは引き抜いたマルボロを、先にカウンターの客に差し出した。客は嬉しそうに受け取った。そう言えば、最近はどこへ行っても禁煙でスモーカーは肩身が狭いと、初めて来た日に嘆いていたっけ。
「つまり、『かのえさる』の日よ」
 月曜日は定休日なのだが、三宅はやはり何気なくふらりとやって来て、受付でコートとマフラーを預け、今日は冷えるねと挨拶をしてから、いつものようにカウンターの隅に座った。
 彼は、すでに水割りを三杯飲み終えた今も、今日が本来定休日だとは気が付いていないだろう。

 三宅がカウンター奥の隅の席を気に入っているのには理由があるようだ。
 その席の側の壁には、色褪せた飛行船の写真が額に入れて飾ってある。昭和四年にドイツの巨大飛行船グラーフ・ツェッペリン号が東京上空を飛び茨城の霞ヶ浦に着陸した。その様子を撮影した写真で、当時、海軍省の関係者だったママのお祖父さんにあたる人が撮ったものだという。
 ママは「印刷じゃないの?」とあっけなかったが、この写真を飾っているところを見ると、祖父に対しては特別な敬愛の気持ちがあるようだ。

 初めて来た時、三宅はこの写真を目に止めて、懐かしそうに言った。
「ツェッペリン伯号ですね。若いころ少しの間だけ教職についていたことがありましてね。その中学校の視聴覚室に同じような写真が飾ってありました」
 三宅は千葉から来たと言っていたから、ツェッペリン伯号の着陸地はそれほど遠くないところだったのだろう。もちろん三宅の生まれるずっと前の話だろうが、彼は何かを懐かしむような顔をした。

 ここはオカマショーパブ『ヴィーナスの溜息』だ。京都四条川端の角から幾つか路地を入ったところにあって、なかなかクオリティの高い踊りと音楽、お笑いと手品のショーを見せることで知られている。料金もこの業界ではかなり良心的で、若い世代にも人気があるし、ママの人生相談や占いを目当てにやって来る客もいる。
「かのえさる……十干十二支の庚申の日。つまり今日は庚申待もしくは庚申講というわけですか」

 普段の会話の調子や内容からも、三宅がそれなりの学のある人だということは分かる。
 上品なツィードの背広を着て、こざっぱりと髪を撫でつけてある。痩せてもおらず、かといって中年期に余計な贅肉を身に付けることもなかったようで、体格にはこれと言った特徴的な所はない。顔にも特に目立つ部分はないが、若い頃はそれなりにモテただろうと思わせる渋みのある作りだ。

 定年退職後に暇を持て余して古書店巡りでもしているのか、よく愛想のない小さな茶色い紙袋に入れた数冊の本を持っているので、スタッフの間では、どこかの大学の先生かしら、というような話になっていたこともある。
 ある時、ちらりと覗いた紙袋の中の本の背表紙には、『進化論』と名のついた本が数冊入っていたので、もしかするとそういう方面の研究者なのかもしれない。と思ったら、次の時には『ロマンチック街道』や『モンサンミシェル』といった海外の街の写真集が何冊か入っていたりした。どこかの博物館の展覧会の古いカタログが入っていたこともある。

 三宅は店の「女の子たち」がつこうとしても、穏やかな仕草でそれを断り、カウンターで蓮が出す酒を黙って飲んでいる。ショーが始まると、特に大袈裟に拍手をすることもなく、じっとステージを見つめている。そしてあまり誰とも話さないまま、閉店の半時間前には帰っていく。
 この店のコンセプトからは大いに外れた客であることは間違いがない。少なくともここは、静かに酒を飲みたい年配の男性向きの店でないことは確かだ。
 とは言え、ママのほうも、何も言いださない客からあれこれ聞き出すような野暮なことはしない。ただこの空間を黙って楽しんでくれているのならそれもいいじゃない、と思っているのだ。

「若い頃は必死だったから、定休日なんてなくてね。でも、いくら若くても、二カ月に一度くらいは休まないともたないじゃない。で、不定期休日の前日にはあたしが店の子たちに労いをするって意味で、店がはねた後、スタッフで夜通し飲んだり食べたり、それからほら、しっぽりと昔話なんかして過ごすようになったのよ。あたしらの人生、あれこれ後悔だらけ、懺悔することも多くてね、いつの間にか夜通し懺悔大会になったりして。そのうち誰が言い出したのか、庚申講みたいだってので、六十日に一度、庚申の日にやるようになったってわけ」
 蓮はグラスを磨きながら、ママの話を頷きながら聞いている三宅の顔を見た。やはり何か目的があってこの店に来ているのではないか、蓮にはそう見える。

 蓮はこの店のホール係で、酒を運んだり、時にはカウンターの内で水割りや、最近ではカクテルを作ったりしている。
 この店で「ホステス」役以外の仕事をしているのは、蓮と、料理人兼カクテル担当の鈴木と、受付兼ガードマンの笹原だけだ。元々は全てママが自分でやっていたのだが、さすがに客が増えて店の規模が大きくなってくると、そういうわけにもいかなくなった。
 そのおかげで蓮も雇ってもらえたし、蓮のような一風変わった経歴の持ち主を雇ってくれるような店は他になく、そういう意味でも蓮はママに感謝している。
 最初の頃は野良犬みたいな食えない目をしていると言われた蓮も、飼い犬のようには懐かないながらも、今では随分と落ち着いた目になったと言われる。確かにの中の自分を見ても、顔つきが少し変わったかもしれないと思うことはある。

 蓮には他にも顔がある。失踪した伯父がやっていた釈迦堂探偵事務所の留守番探偵なのだ。客は滅多に来ないので、ほぼ開店休業状態なのだが、最近ではこのショーパブが依頼の仲介役になってくれることもある。だが、「オシャカちゃん(蓮のことだ)は名探偵なのよ」などと紹介されると面映ゆいし、そもそも蓮は探偵事務所が流行って欲しいとはこれっぽっちも思っていない。
 本来、人の事情に首を突っ込むことは避けたいのだが、もともと他人の気配をうかがうのは得意だった。いや、他人を観察したくてしているのではないが、子どもの頃に両親とも失って一人取り残された蓮は、自然に人の気配や思いに敏感になっていた。

 だから、客をついつい観察してしまうのだが、どう見ても、三宅がただオカマショーパブに興味を持ってやって来ている客には見えなかった。
「でも、もともとはあくまでもお店がはねた後のスタッフだけの恒例行事だったわけ。それがいつの間にか常連客が居座るようになっちゃって。だから、三宅さんも別にいてくれてもいいのよ。但し、スタッフもデューティーを外れてるから、気が向いたらおつまみや酒くらい出すけど、サービスは期待しないでね。それから」
 ママはカウンターに少し乗り出すようにして三宅の顔を覗き込むようにした。
「庚申講だから、もし閉店時間後もここに残るなら、今夜は寝ちゃだめ。それから、あなたもひとつくらいは懺悔をしなくちゃだめよ」

「懺悔か……」
 三宅は呟いた。
「確かに、この歳になると、懺悔をしなくてはならないことのひとつやふたつ、なくはないですね」
「あら、あたしなんて、毎回庚申の日までに十くらいは懺悔をしなくちゃならないことが湧き出すわよ。だから三尸の虫が閻魔大王のところへあたしの悪行をチクリに行けないように、絶対にこの日は寝てやるもんかって決めてるのよ。それでも子宮癌になったりしてね、ほんとに、あいつら侮れないわ」
 三宅は「子宮癌」に不思議そうな顔をしたが、あえて追及はしてこなかった。

 人は誰しも身体の中に三尸の虫という三匹の虫を住まわせているという。この虫はどうやら人間の味方というわけではなく、庚申の日になると、人が眠っている間に身体から抜け出して天帝、つまり閻魔大王のところに行き、その人の悪行を告げ口するのだという。天帝はその罪科を聞いて、それに応じてその人に科す病気や寿命を決めるらしい。だから、庚申の日には眠っている間に虫たちが抜け出さないように、徹夜をするという習わしが生まれた。それが変化して、皆で懺悔しあって罪を逃れようという風習になったところもあるし、ただどんちゃん騒ぎをしているようなところもあるようだ。

「でもまぁ、三宅さんは若い時、さぞかしいい男だったでしょうから、女の一人や二人泣かせてるんでしょうねぇ」
 三宅はグラスをわずかに傾けた。からんと遠慮がちな音が転がり、琥珀が揺れた。
「泣かせたのはただ一人です。いや、多分、泣いてくれてたろうと思いますが……どうでしょうか」
「あら、どういう意味?」
 客の話を聞いていても、求められない限りは敢えて聞いていないふりをする、そういうことにも慣れてきた。蓮はテーブル席から注文されたカクテルを作り始めた。

 最近は鈴木が蓮にカクテルの作り方を教えてくれている。今作っているのは、「赤い月」という名前のこの店のオリジナルのカクテルで、カシスリキュールとウォッカとオレンジリキュール、レモンジュースあるいはグレープフルーツジュースにキャロットジュースを少し、それにホイップした生クリームを乗せて、その上にグレナデンシロップで赤い月を描いてある。もうひとつ、店にはオリジナルカクテルがある。「彗星」と名付けられたそれは、スカイシトラスにブルーキュラソー、レモンなどを入れて、スターフルーツをあしらう。
 どちらも最近では蓮の担当になっていた。

 三宅は、カクテルを作る蓮の手つきと、月と彗星の色を見つめたまま、静かに口を開いた。
「ある女性と駆け落ちの約束をしていたのですよ。でも、親に気づかれて泣きつかれて、私は結局待ち合わせの場所に行かなかった」
 思わず蓮は顔を上げた。ママがマルボロを指に挟んだまま取り上げた薄い水割りのグラスを、口に運ばないままカウンターに戻し、その縁を指ではじいた。
「行けなかったんでしょ」

「いや、理由はどうあれ、行かなかったんですよ。結局、私は親を捨てることができなかった。彼女よりも親と家を選んだのです。その後、私は親の決めた許嫁と結婚し、三人の子どもに恵まれ、事業も継いで二代目としてはそれなりに成功もしたと思いますが、この歳になってふと振り返ってみると、私の人生に繋がらない亀裂のようなものがあるような気がしてしまうのです。もう昔のことで、今更と思われるでしょうけれど」
 ママはふうとマルボロの煙を吐き出した。
「その方、今どうしているの? その後、捜してあげなかったの?」

 その人はもっと辛かったんじゃないの、とか、裏切った男が今更過去を悔いても仕方がないじゃない、いっそ堂々と前を向いて生きていきなさいよ、とか、きっと弱者の目線に立つことの多いママなら少しは思っているだろう。でもママは、捨てる方も辛かったと思うわと、そんなふうに考える人でもある。
 三宅は静かに首を横に振り、背後の賑やかなテーブルの方をそっと振り返った。
「もう昔のことですよ。今更するべき話でもありませんでしたね」
「いいのよ、今日はそういう日だから。三宅さんがその時彼女を裏切った方が罪なのか、それともその人を選んで親を捨てていたとしたら、その方がより重い罪だったのか、その判断は天帝にお任せするしかないわね」

 ママは新しい水割りを作って、そっと三宅の前に置いた。
 途切れた会話を取り繕うように、店の中にソノコさんの声が響く。
「さぁ、本日の営業はおしまいよぉ。はい、みんなお会計は済ませてね。ここからは六十日に一度の不眠の日、店に居残るんだったら、閻魔大王には耳をふさいでもらっとくから、ピラミッドから飛び降りる気持ちで懺悔なさいな~」
 ソノコさんはショーの一番の人気者だ。大柄でダイナミック、空手の有段者でものまねも上手い、常に場を仕切ってくれて、それでいて細かいところによく気が付く。

「ソノコさん、それを言うなら、ピラミッドじゃなくて、清水の舞台よ」
「何言ってんのよ。今日はワールドワイドなお客様がいらっしゃるんだからね、でっかく行くわよ~」
 ソノコさんが伝票をヒラヒラさせてテーブルを回っていく。勘定を支払って帰る客は帰るし、居残る客は居残る。ぎりぎりに受けた注文のカクテルやビールを運んでいる蓮に、ソノコさんがそっと声を掛けてくれた。
「あんた、にこちゃん、放っておいていいの?」
 蓮は大丈夫と頷いた。
「今回はただのカテーテル検査入院だし、それに入院してくれている方が安心です。明日の朝、顔を見に行きますから」

 蓮のもう一つの顔は、和子(にこ)という6歳の娘の父親だということだ。いや、正確には義理の父親で、少し変わっていることがあるとすると、彼女は蓮の元患者だった。今の主治医は蓮の元婚約者の如月海だ。蓮は二年前に医者を辞めていた。
 和子は今でも蓮には懐かない。退院したら遊園地に行こうかと言っても、ぷいと横を向いていたし、入院頑張っているからと買ってやったテディーベアも、病室のベッドの足元にひっくり返っていた。多分、鬱憤を晴らす道具としては役立っているのだろうから、それはそれでいいことにするしかない。

「ソノコさんこそ、将太くんは?」
「今日は母親んところよ。お互い、男やもめは大変よね~」
 庚申の日。懺悔をすることならいくらでもある。
 俺の三尸の虫はどれから告げ口しようか、六十日に一度はさぞかしそわそわしていることだろう。


「蓮くん、定時も過ぎたことですし、そろそろ仕事を置きませんか。私の友人を紹介させてください」
 蓮がテーブルを片づけて回っていると、右京が声を掛けてきた。
 常連客の一人、出雲右京は国立大学の理学部地球惑星科学講座の准教授だ。空気を読めない独特のムードの持ち主だが、お家柄も華族か宮家の縁戚らしく、どこかおっとりしていて、あさましく他人を攻撃したり揶揄したりすることがないので、この店でもスタッフからの人気が高かった。
 NASAに勤めるアメリカ人女性と事実婚の間柄で、蓮の母親のことを初恋の相手だったという。趣味は教授の資格も持っている茶道と車。茶道は裏千家だけでなく、紅茶マイスターの資格と中国茶の専門家でもあり、車に関しては愛車のアルファロメオの他にも数台の車を持っている。

 その出雲が、今日は、あるシンポジウムにやって来たというスイス人の教授を連れて来ていた。
 彼はチューリヒにある大学の生理学の教授で、クリストフ・ヒルシュベルガーと名乗った。その隣に、彼の秘書でヤオトメ・ユウという日本人女性が座っている。東京出身だが、スイス人と結婚してカンポ・ルドゥンツという村に住んでいるという。
 本当に、色々な人生があるものだ。

 彼女の通訳によると、ヒルシュベルガー教授はもう「普通の京都」は飽きたので(以前一乗寺界隈にある龍泉寺という寺で、プライベートに精進料理を頂いた時は大満足だったというが)、どこか変わった所へ連れて行ってほしいとのリクエストがあり、ここに辿り着いたらしい。
 変わった所って、何もオカマショーパブに来なくても、と思うのだが、まぁ、楽しんでもらっているようだからいいのだろう。

 しかし大学の教授・准教授といっても、生理学と地球惑星科学では随分と分野が異なっている。その繋がりは何なんだ、と思ったが、今の彼らの興味は別のところにあるらしい。
 彼らの前には、右京が今日の庚申の日のお土産にと持ち込んできた、京都中のスィーツが並べられている。

 嘯月や聚洸といった老舗名店の和菓子、出町ふたばの豆餅、北野天満宮の長五郎餅、川端道喜の羊羹ちまき、かざりやのあぶり餅、ぎおん徳屋の本わらび餅、鍵屋良房のくずきり、などなど誰でも知っているような有名処の和菓子はもちろん、右京や石屋・奇跡屋の女主人の伝手があってこそ手に入るような、店頭販売をしていない特別な和菓子もひとつやふたつではない。
 さらに、開店して数時間内にショーケースの中が空になるという話題の店のケーキまで、甘いものがそれほど好きではない蓮には、見ているだけでも胃が凭れるラインナップが、まさにテーブルの天板が見えないくらいにずらりと並んでいるのだ。

 ケーキの名前など、蓮はショートケーキとモンブランくらいしか知らないが、客の中には小難しいお洒落な名前を全て知っている者もいて、ユウを通じてヒルシュベルガー教授にあれこれ説明してくれている。今回のスィーツラインナップにも協力してくれた小夏ちゃんという大学生だ。
 教授は口髭を撫でながら感心したように聴き入っているが、それよりも早く食べさせろと言いたそうだ。
 右京が野点セット(といってもお家元の銘の入ったお道具尽くしだ)で薄茶をたててくれて、ようやく特別仕立てのスィーツバイキングのスタートとなった。

「おぉ、これは美味い。マロングラッセかな」
「栗阿彌(りつあみ)という栗和菓子です。こちらの焼き栗きんとんも美味しいんですよ」
「こっちは雪だるま、それに椿、鬼もいますね。蜜柑もすてき」
「その蜜柑、むいてみてください」
 何と、剥いてもちゃんと蜜柑なのだ。

「和菓子はこうして目で見ることで季節を感じることができるんですよ。春の桜や秋の紅葉なんかは、毎週少しずつ変えてあって、蕾から開くまで和菓子の方でも少しずつ開花していくし、の色合いも変わっていくんですよ。但し実際の桜や紅葉よりも少し時期を先取りします。本物に勝てないのは分かっているので、先回りするってのが鉄則です。夏は夏で涼しげな寒天菓子が登場します。有名なのは幸楽屋さんの『金魚鉢』ですね。ちゃんと中に金魚が泳いでいるんですよ」

 ほら、と言って、小夏ちゃんがスマホで和菓子の「金魚鉢」を教授に見せている。お預け状態から解放された教授も、いつになく機嫌が良さそうにスマホの写真をのぞきこんだ。
「なんと、ガラス細工のようだね。食べものとは思えない」
 ユウは通訳に忙しそうだったが、ちゃっかり全ての和菓子に手を伸ばしている。その様子を見て、蓮は思わず口元を綻ばせた。ヒルシュベルガー教授もユウも、それに右京も、美味しいものを本当に美味しそうに食べる。そういう姿は蓮には大変好ましく映った。

「センセ、この普通に見える桃の缶詰、何ですか?」
 ヒースが右京に尋ねる。
 ヒースはここに勤め始めて一年、ようやくショーにも出るようになった一番の若手で、女装はしているが、まだ「男」だ。小柄で元々可愛らしい顔をしているから、そのままでも十分だと蓮は思う。どこか愛嬌があり、最近店の雰囲気に慣れてきて、少しばかりお世辞なども上手くなって、人気も出てきた。

 某音大を卒業していて、真面目にピアノの勉強をしていたこともあるらしく、卒業時にはショパンのピアノ協奏曲第一番を地元のオーケストラと共演したとかいう話だ。
 そんな人がなぜこの道に、などという愚かな質問は誰もしないが、それを聞いてママは以前から懸案のひとつだった、店のアップライトピアノの買い替えに踏み切った。
 国産だが、店にグランドピアノがあることで、ちょっと高級な店になったような気がするから不思議だ。ヒースの伴奏でニューハーフのシンシアが唄うジャズは、ショーとショーの合間の名物のひとつになりつつあるし、ヴォーカロイドが唄う『千本桜』や『いろは唄』を見事なアレンジで披露してくれる。

 どうしてヒースって源氏名にしたの、と聞かれて、某有名ヴィジュアル系ロックバンドのファンだったからとか、荒野ってイメージに憧れるからとか言っていたが、いつも言うことが違っているので、他に何か理由があるのだろう。
 ヒースは時々ふっと遠い目をするが、蓮と目が合うと、にこっと笑う。大丈夫ですよ、蓮さん、そういう感じで。

「普通じゃありませんよ。清水白桃と言って、岡山の有名な白桃で、缶詰でも1個入りで1600円ほどします。お歳暮にもらったので、持ってきたのですよ」
「一個1600円!」
「全く、日本人は果物になぜこのような繊細な甘さを追及するのだろうね。味も半端ないが、値段も半端ない」
「あら、教授が値段のことを仰るなんて意外ですね」

「いや、フラウ・ヤオトメ、私は食に対する日本人の繊細さを称賛しているのだよ。食べるのは一瞬だというのに、それだけの値段に見合うだけの手間暇を惜しまない。調理をする時だけではない、食材を選ぶ時から、また食材を獲ったり育てたりする時から、すでに皿の上に料理として出す時のことを考えているのだからね。店頭に並ぶ百円程度の菓子でも、夏と冬では味付けを変えているというではないか。しかもそれを世の中の人がみんな気が付いているわけでもなく、あえて知らせようともしない。全く不思議な民族だ」

 ユウが会話を訳してくれるのを聞いて、ちょっといいように脚色してくれているのかと思ったが、ユウ曰く、かなり正確にニュアンスを伝えているつもりだという。民族論にまで高められるとちょっと困ってしまうが、あれこれ思い巡らせながらこの国の食文化を楽しんでもらえるのは有難いことだ。スィーツに行きつく前も、料理人・鈴木のカレーとおでんをさんざん平らげていた。
 この店はそもそもパブなので本格的な料理は出さないのだが、料理担当の鈴木は、以前にインドのデリーやタイのバンコクに長期滞在していたことがあり、カレーについてはこだわりがあるらしい。そんな彼が日本人向けカレーを作ることに情熱を傾けた結果、酒を飲まずにカレーを食べにくる客まで来るようになってしまった。もちろん、それでは困るので、テーブルチャージとワンドリンク分は必ず徴収するようにしている。

「ところで、出雲先生、一体何のシンポジウムなんですか? ヒルシュベルガー教授は生理学、出雲先生は地球惑星科学、いささか分野が異なるような気がするのですが」
「いやいや、今回のは別に我々の専門というわけではないのですが、全ての学問に共通する問題です。人類にとって幸福とは何か、あらゆる分野の有志が集まって考える、『幸福学』のシンポジウムですよ。蓮くんもちょっと覗きに来ませんか?」
「『幸福学』?」

 何かヤバい宗教じゃないのかと思ったのが顔に出たのか、ユウが「あなたもそう思うでしょ?」という笑みを蓮に向けた。
「つまり、幸福というのを科学的、論理的に解き明かそうというものです。今回は、京都という土地柄、『言霊の幸福』がテーマでしてね」
 全く、右京は常識のレベルがぶっ飛んでいる面があるので、時々言っていることが蓮には意味不明だ。しかし、隣で頷いているヒルシュベルガー教授も、多分かなり意味不明の部分がある人物に違いない。って、この教授、日本語は全く分からないんだよな? 適当に頷いているのか、それとも、いわゆる天才同士、右京とは以心伝心なのか。
 と思ったら、右京が英語で自分が蓮に説明したことをかいつまんで教授に説明し、それから蓮に英語で教授と話しましょう、と言った。

「ひとつの言葉を考えてみてください。そしてその言葉の不幸の側面と幸福の側面を考えてみるわけです。例えば、そうですね、教授、何か例を挙げてみてください」
「ではウキョウ、ノミノイチはどうだね」
「ノミノイチ?」
 何の英語かと思ったら、日本語ではないか。右京が笑った。
「これはやられました。そうそう、教授は以前から東寺の弘法市に行きたいと言っておられましてね、それがなかなか日程が合わず、今回も行けなかったのですよ。次回はぜひ」

「そういうウキョウ、君もミュンヘンのオクトーバーフェストに行きたいと言っていたが、まだ果たせていないね。その後で一緒にドイツの美食巡りをする約束ではないか。だが、確かに、まだできていないことを常に後に残しておくことも大切なのだ。未来への期待を引き延ばすことができる」
「そうですよ、教授。翌日立ち上がれないまでにビールを飲み、語り、騒ぐ。今からその時が実に楽しみです。さて、話を戻しましょう。蚤の市。いいお題です。蓮くん、この不幸の側面は?」

「蚤の市の不幸の側面? たとえば、掘り出しものと信じて大金をはたいたのに、真っ赤な贋物を掴まされた、というような話ですか?」
「そう、つまり詐欺ですね。中には悪質なものもあります。では幸福の側面は?」
「蚤の市でただに近い値段で売っているものを手に入れたら、それがたまたまものすごく高価なものだった」
 ヒルシュベルガー教授が、口髭についた和三盆の粉を手で拭いながら否定した。
「いやいや、それは違うよ。蚤の市で掘り出し物と信じて買ったものが、実は贋物なのだが、本物だと信じてそれを生涯大事にして満足して一生を終えること、なのだよ」

 蓮がよく分からん、という顔をしていたからか、ユウがくすっと笑った。
「蓮さん、いいんですよ。この人たちのいう幸福の科学をものすごく一生懸命理解する必要なんてないんです。要するに、物は考えようってことを小難しそうに言っているだけなんですから」
「いやいや、言葉には魂が宿っているということですよ」
 右京が真剣な面持ちで言った。確かに、嘘か本当か室町時代から続く家の出身者が言うと、それらしいから恐ろしいのだが。

「人生には知らない方が幸福ということもある。それに、受け入れがたい現実の中に幸運の穂先を見つけるためには、ある程度のトレーニングも必要だからね」
「へぇ、教授はそれで幸運の穂先を摘み過ぎて、畑を荒らしてしまっているのですね」
 この秘書の女性は、本当に好き勝手に言っているが、それもこれも彼らの間に信頼があってこその言葉だ。
 いつか蓮と和子にもそんな時が来るのか、今は全く謎だった。

「ほらほら、続きはWEBで、じゃないけど、ひとまず切り上げて、まずはそちらの教授も今日のしきたりに従って懺悔いただきましょうか」
 真正ゲイのミッキーが綺麗な発音の英語で言い、庚申のイベントの謂れを説明した。ヒルシュベルガー教授はふむ、と考え込んだ。
「教授には懺悔することなんてありませんか?」
「いいえ、この方は懺悔することが多すぎて、どれから言えばいいか分からないだけですわ」
 すかさずユウが突っ込んだ。

その時、隣のテーブルからヒースが立ち上がった。
「あら、ヒースのピアノね。聴きながら、過去を想いましょうか。そして明日からはまた新しい気持ちで新しい時間を過ごすとしましょう」
 ピアノの前に座った小柄なヒースがすっと背を伸ばすと、まるで彼の方がピアノを包み込むように見えた。男性にしておくのは勿体ないと誰かが言った綺麗な横顔は、冷たい冬の風に晒されても凛と冴え渡る小さな花のようにも見えた。
 ヒースというのは、あの冬の花の異称じゃなかったか。
 ヒースの、女性のように白い指が、鍵盤の白と黒に重なった。


 三宅はそっと席を立ち、受付の笹原に軽く挨拶をして店を出た。
 やはり似ている。彼は彼女にそっくりだ。
 そして、この曲は彼からのメッセージなのか。彼の指先が奏でる音は、はまるで記憶の底にある彼女の音と同じだ。
 ショパンの『別れの曲』。そもそも別れとは何の関係もない曲なのだが、映画の影響でその名が冠された。旋律の美しさというのは別離の哀しさに繋がっているのかもしれない。

 三宅は彼女を想った。秋の日の音楽室。開け放たれた窓から流れてくるショパン。足を止めて聴き入ると、黄や赤に染められた木々のざわめきがベースのようなり、詩情豊かなピアノを歌わせている。枯葉は風に巻かれて、子犬のように足元に纏わりつく。落ちた木の実を啄む鳥たちは冬支度でを膨らませていた。
 歳を経るごとに、昔の景色はいっそう色鮮やかになり、三宅の心を震わせる。

 手に入らなかったものに対する感傷だ。彼のピアノはそう語っていた。
 彼女は臨時の音楽教師だった。その時はまだ教職に就くことを諦めきれず、小さな町の中学校で英語教師をしていた三宅は、彼女と出会い、恋に落ちた。
 木造校舎の二階の隅にあった音楽室は、それまで縁もなく暗い場所だと思っていた。それが一度に光に満ちた場所へと変わった。ピアノの譜面台に置かれた楽譜を覗きこんだ三宅は、思わず繰り返し言ってしまった。

「僕には楽譜は読めないな。冒頭にこのシャープが四つもついているのを見た時点で、頭が思考を止めてしまうよ」
 ホ長調、と彼女は教えてくれた。この楽譜という記号だらけの暗号が、彼女の指が鍵盤に乗せられると同時に、音楽の神となってその白い指先から零れ出した。
 あの白い指。あの時は手をのばせばそこにあったあの細い指。

 三宅は、この一か月ばかり通い詰めていた古書店の前で足を止めた。この時間だから、当然扉は固く閉ざされ、明かりも人の気配もなかった。古い引き戸の前には、プランターや鉢に植えられた植物が、風に震えていた。
 花をつけているのは一鉢だけだった。

 古書店は『ヴィーナスの溜息』から路地を幾つか曲がるだけで、ほんの目と鼻の先だった。
 店番にひとり座っているのは、三宅と同じだけ歳をとった小柄な女性だった。足元に座った盲導犬がいつもじっと三宅を見つめていた。黒く悲しく、美しい目だった。

 彼女は気が付いていただろうか。この一か月、この店に通い続けた男が、本当なら必要もない本を買い続けていたことを。盲目の彼女が丁寧に本を扱い、小さな紙袋に入れてくれる、その不器用な手をじっと見つめていたことを。値段を示す点字をなぞる指を、本を手渡す時に触れそうになる指を、何度握ろうと思ったかを。
 三宅は、軒下で寒さに震えるピンクの花を見つめた。震えながらも、誰にも寄りかからず、確かに花を咲かせていた。

エリカの花です。祖母が好きなので。寒い冬に、精一杯の花を咲かせるからと」
 知っている。彼女の好きな花だった。だから君はヒースと名乗っているのか。
「君は、その……」
「三宅さん、僕はあなたの孫ではありません。祖母は千葉からこの町に辿り着いて、僕の祖父と知り合いました。事故で視力を失いピアニストと教職の夢は諦めましたが、僕にピアノを教えてくれました。昔のことは、あなたにも祖母にも既に終わった出来事です。どうか祖母には会わずに、このままこの町を行き過ぎてやってください」

 風の音に振り返ると、そこには誰もいなかった。小さな影がするりと三宅の背中を通り過ぎ、店の脇の路地を入っていったように感じた。
 三宅は四条通りに出て、横断歩道を渡った。鴨川を北から吹き降りてくる冬の風が一層冷たく感じられ、三宅はコートの襟を立てた。振り返らずに行こうと思うと、足は余計に重くなる。あのチューリヒから来たという教授は言っていなかったか。
 人生には知らない方が良いこともある。
 幸福というのは裏表に違う色を塗った薄い紙をひっくり返すようなものかもしれない。どちらがより幸福かということは、誰にもわからない。裏の色など知らない方がいいのかもしれない。

 四条大橋を渡り始めたところで、携帯が震えた。
< おじいちゃん、いつ帰って来るの?
 高校生の孫からのメールだった。
< まだ起きているのか? 早く寝なさい。
< だって試験なんだも~ん((+_+))
 だからもっと普段から勉強するように言ってあるのに。
 一度畳んで仕舞った携帯がまた震えた。開いて確かめてから、三宅はふと微笑んだ。

 橋の真ん中まで来てから立ち止まり、三宅はポケットから歪んだ小さな箱を取り出した。リボンはもうとっくに失われていた。三宅はその箱をしばらくじっと見つめていたが、やがて鴨川に向かって差し出すようにして、そっと手を離した。
 川面に届く光はなく、小さな古い箱は直ぐに闇に吸い込まれて、音も立てずに落ちて行った。
 ふと見上げると、街の灯りがゆらゆらと冬の空気を揺らしていた。その小さなひとつひとつの灯りに、幾千、幾万の魂が揺れさざめいているように見えた。

< 八つ橋、忘れないでね。桃味のやつだよ(*^_^*) 絵梨花

(【奇跡を売る店・番外編】しあわせについて~懺悔の値打ちもない~ 了)


今年の最初の庚申の日は2月8日でした。う~、爆睡してたな。きっと奴ら、天帝に「大海の奴、最近怠けてますぜ」とかチクったにちがいない。
庚申、庚申講……ググったら色んな風習が出てきます。また機会がありましたら(*^_^*)

「にんじん」が「キャロット」になっているのは大目に見てやってください。全くジャンルの違うこれだけの言葉を散りばめるとなると、やっぱり無理矢理感は否めませんが、一応35個、コンプリートいたしました(よね?)。
幸楽屋の『金魚鉢』など和菓子はググるといくらでも画像が出てきますので、お楽しみくださいませ。1600円の清水白桃の缶詰もね!
始めはこの怪しい『幸福シンポジウム』で書きだしていたのですが、やっぱり『ヴィーナスの溜息』の面々に久しぶりに会いたくなって、大幅に書き直しました。
えと、最後に三宅と会話をしたヒースは本物かどうか? どうでしょうね……猫かも??

「しあわせについて」はさだまさしさんの大好きな曲からタイトルをお借りしました。もっともあちらはこんな恋愛がどうとかってテーマではなくて、もっと大きな愛を歌ったものですけれど……
どうぞ あやまちは二度と繰り返さずに あなたは必ず しあわせになってください……

「懺悔の値打ちもない」はその裏表の意味合いでくっつけました……こちらは北原ミレイさんが歌う名曲。個人的には「石狩挽歌」の方が好きなんだけれど、この「ざんげの値打ちもない」の底知れない感じは(だって、最後は刑務所の中!)……実は【海に落ちる雨】の村野花はこの歌から生まれた……
あぁ、昭和。

ということで……お付き合いいただきありがとうございました!
夕さん、おいら、頑張ったよ!

(追記)夕さん、失礼いたしました! オクトーバーフェストに引きずられちゃって、何だかドイツ人になってた! チューリヒの大学って書いてあるのに! ということで訂正しました!!
(追記2)実は、桃味って、夏しか売っていないらしい。この季節なら苺かしら? でも桃の缶詰つながりで……三宅には翌日、京都駅で「桃味がない!」って慌てていただきましょう。
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Category: 奇跡を売る店・短編集

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コメント


ぐわ……

こんばんは。

これまたすごい……。35ワードコンプリートだし。
この35ワード、やってみるとわかるんですけれど本当に使い切るの難しいんですよね。
私さっさとひとつの作品で使うのは諦めてしまいましたけれど……。

そして、今回は、いつもの「奇跡を売る店」の面々は、若干後に控えて、客のひとりの人生がメインとして据えられているのですね。

ヒース、三宅のこと、ちゃんとわかっていたのですね。
三宅にしてみたら苦い結果だったかもしれませんが、少なくとも彼女も幸せな家庭を築いて、三宅自身もそうで、ヒースが言うように、そっとしておくのが一番なのかなと思います。でも、彼女は氣づいていたんじゃないかな。声があるし、それに一ヶ月もジャンルの違う古本ばかり買う客なんてそんなにいないし。ちょっと切ないお話ですよね。

で、その空氣は読まずに、ひたすら食いまくっているうちの連中が……(笑)

これ、本当に今年のお約束のように異様に難しいんですけれど……。
頑張りますです。

あ、ひとつだけ。ヒルシュベルガー教授、ドイツ語を話しますが、ドイツ人じゃなくて、スイス人なんです。でも、訂正しなくて大丈夫です。そのまま使わせていただきますので。(ドイツ人の教授はエッシェンドルフ教授……)

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2016/02/16 06:28 [edit]


こんばんは。

切ないお話しですね。古書店の女性は気がついていたのでしょうか。目が見えない方はその他の感性が鋭かったりしますからね。
触れたい!という三宅の気持ちが分かるような気もしますが、ヒースにそこまで言われてしまうともう触れないかな。後悔をいっぱい抱えたまま自分の世界(それなりに幸せそう)に戻っていく三宅の様子がとても印象的でした。
どっちの選択が正解だったのか、恐らく誰にも分からない、こういう設定は読んでいても本当にドキッとします。人生ってやり直しが出来ませんから。もし出来るなら面白いでしょうけど、こんな事を人間に許したら、たぶんキリがないと思います。完璧な人生なんて無いんでしょうから。
『ヴィーナスの溜息』を舞台にした展開は、人間社会を裏側から見透かすような感覚でとても印象的です。でもみんな懸命に生きている様子も伝わってきて、読んでいる方がエネルギーをもらっているような感覚です。いつも感じているのですが、こういうのとても面白いです。(蓮の作るカクテル、彩洋さんの作ですか?美味しそうなんですけど。「赤い月」のネーミング、上手いなぁ)

それにしてもミッションコンプリートおめでとうございます。
フォントを赤くしてありましたから気がつきますが、全く違和感なく全てのワードが入っています。これは凄いなぁ。サキは感心しきりです。さらに夕さんとこのゲスト2人まで登場。ヒルシュベルガー教授とユウ・ヤオトメのコンビに会えて嬉しかったです。そして和子にも・・・。

夕さんのリターンも楽しみになってきました。

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2016/02/16 22:12 [edit]


ふむふむ

執筆お疲れ様でした。

大海彩洋さんも、35ワードコンプリートなさったんですね。
無理なくお話に盛り込まれていて、しかも八少女夕さんのキャラまで登場させるなんて、さすがだなぁ。他のブロガーさんの作品のモチーフやキーワードなんかも、随所にさりげなく盛り込まれていて楽しかったです。

庚申講に絡めての三宅氏の懺悔話しは、切ない感じはしますが、あれはあれでひとつのハッピーエンドですね。それぞれの人生を生きて、一方的にでも再会できたのですから。彼女の手を取りたいと思う三宅氏の気持ちもわからないではないですが、やはりヒースくんの言うように、ここは黙って通り過ぎるのがいいような気がします。

このお話に対する八少女夕さんのお返しも楽しみです。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2016/02/17 21:56 [edit]


大海さーん^^ さすがだわ~
何より、目の弱い私のための赤い印に愛を感じました。
(↑って、私のためだけではないよね、もちろん。すみません)

なるほど。三宅さんが店に来ていたのにはそんな理由が。
言葉ではどうにでも言っても、事実はお互いにわかっているのですかね。
三宅さんは究極の二択をしたのですね。
三宅さんが選んだ方が正しかった派ですが、そんな懺悔も残すものですね。
何というか、二人が良いお友達にでもなれると良いなあ。

この、オムニバス感がとても良いですねえ~
え、幸せって、なんだぁっけ?
大海さん、がんばった! ←これだよ^^

けい #- | URL | 2016/02/18 06:44 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

本当は15個くらいが限度かなぁ、ってまずはワード提供者それぞれさんから2つくらいずつ使おうと入れていたのですが、偏るんですよね。で、無理矢理ねじ込んでいったら、35個になっちゃったのですが、夕さんの仰る通り、このワードは多岐にわたっていて、これを全部入れるためには複数のシチュエーション・場面が必要になってくるのですよね。で、長くなっちゃったという。三宅の話だけならこの半分で事足りたはず……
そう思うと、ポールさんやTOM-Fさんはさすがです。あの尺で全部突っ込んだのですから。
でも、なんとかかんとか無理矢理突っ込みました。ちょっと長くなったのが不覚?ですが、2つ分の宿題だからいいことにしようっと!
実は、最後まで困ったワードが「羽」でした。酒場の中に落ちていない^^; ショーの時の衣装に羽根がついている系の出し方にしようかと思ったのですが、それじゃあショーの描写にまた字数を割きそうになるし……悩み多き35ワード。

このお話の、特に『ヴィーナスの溜息』の面々は後ろに控えていても濃い、ので、このくらいの後ろにいる感でちょうどいいです^^; 三宅のエピソードは、うん、もう少しさりげなくてもいいかと思っていたのが、結局これをメインに持ってくることになっちゃいました。まぁ、ある意味では『バッカスからの招待状』という感じでもありますし……
最初は、蓮の探偵業絡みの話にしようと思ったのです。そうしたらこの5倍くらいの尺が必要になってくるし、もういいや、ってこんな中途半端なことで放り出しました……ヒースはもしかするとおばあちゃんから何か聞いていたのかしれませんね。いや、でもおばあちゃんは言わなかったかな。まぁ三宅も、今だって決して不幸ではないのですよね。それなりに結構幸せ。しあわせって、ある意味(謎のシンポジウムで示されているように)「ものは考えよう」なんですよね……

> で、その空氣は読まずに、ひたすら食いまくっているうちの連中が……(笑)
いやいや、大事なことです(*^_^*) 何しろ、京都中のスィーツを集めてきて絵になる人たちって、他にいませんから! 最初はもう少しいい季節だったので、鴨川の河原でお茶をしていたのです。でも寒くなったので場面を変えたのでした。で、ふたばの豆餅だけ→京都中の美味いスィーツと格上げされたので、お二人にはこっちの方が良かったかも。

> これ、本当に今年のお約束のように異様に難しいんですけれど……。
いやいや、そもそも35ワードと絡めて2つ分をまとめて提出した私も悪いのです……でも、楽しみに待ちまする。いや、きっと他の方の難易度に比べたら……穴(付け入る隙)がいっぱいあるし・……^^; コンセプト的には美食巡りだし……^^;

> あ、ひとつだけ。ヒルシュベルガー教授、ドイツ語を話しますが、ドイツ人じゃなくて、スイス人なんです。でも、訂正しなくて大丈夫です。そのまま使わせていただきますので。(ドイツ人の教授はエッシェンドルフ教授……)
あ~~~、すみません~~~~(;_:) 訂正しました!!
頭の中にオクトーバーフェストをどうやって使おう、って渦巻いていて、何だか思い切り勘違いしていました。よく見たら、ちゃんとチューリヒの大学、とか書いてあるし(..) いや、失礼いたしました!! そりゃそうだ。ヤオトメユウ女史が一緒にいるのに!! そうそう、エッシェンドルフ教授がいた! 
ということで、大変失礼いたしました(;_:)
えっと、レシーブ、お待ちしております(゜-゜)
いつも楽しい企画と、そしてコメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2016/02/18 07:51 [edit]


サキさん、ありがとうございます(^^)

そうですね……書きながら、女性の方は気が付いていたか、あるいは気が付いていないのか、どっちかなぁって想像していました。どちらでもありだなぁと思っていて、うん、サキさんの仰る通り、鋭い感性があるでしょうから、何かは感付いていたんでしょうね。でももう40年ほども過ぎていて、「これはあの人に違いない」とまで確信が持てたかどうかは分からないなぁと。女って、結構開き直るし、過去は振り返らないって体質の人も多いし……今を見つめているというのか。でもヒースが知っているということは、昔話を孫にしたってこと、何でしょうね……でもどっちもありです。あえて書いていないのは想像にお任せしようという……他力本願。

そうそう、最後に三宅が話した(と思っている)ヒースも、ホンモノかどうか? ちょっと微妙な書き方をしていたりして、手を抜いたというのか(何しろ尺の問題があって)、曖昧にしておいた方が面白そうと思ったり(^^)
でも、どんな歳になっても、ちょっとしたことで昔が蘇るって感じ、書いていてとても好きな感じでした。色々あるけれど、自分がここまで歩いてきた道だって、立派な、そして誇れる道だったと思うんですよね。でもたまには振り返ってみたり、あの時ああだったらと思ってみたりはしちゃう。しあわせって、今をどうとらえるかってことが大きいと思うし(究極の不幸な状況はもちろんあるので、誰でも現状に満足しなさいって話にはなりませんけれど……)……それがヒルシュベルガー教授と右京が言いたいこと、なのかな?

> どっちの選択が正解だったのか、恐らく誰にも分からない、こういう設定は読んでいても本当にドキッとします。人生ってやり直しが出来ませんから。もし出来るなら面白いでしょうけど、こんな事を人間に許したら、たぶんキリがないと思います。
本当ですよね。常に何かを選び取ってきて、今がある。それをどこかの時点まで引き返しても、結局なんだかんだと分岐点を通ってきたらやっぱり同じ「今」なのかも。そんな不思議なイメージを描くこともあります。
正解はきっとないけれど、全ては結果論なのかもなぁ。

そして、『ヴィーナスの溜息』に今回もご来店?頂きましてありがとうございます。彼らの人生のあれこれ、これからも本編で時々顔を出していくと思いますので、ぜひともお楽しみに! みんな、別にこういう仕事の人たちでなくても、色々ありますよね。人物群像劇的な面が出せたらいいなぁと思います。
あ、カクテルはですね、適当に赤くなりそうなものを混ぜてみましたが、どんな味になるのか? しかもお題ワードに当てはまるようにしたので、いい加減です。でもまぁ、そんなに不味くはなりませんよね? 彗星の方は青くなりそうなものを混ぜた(^^)

35ワード、確かにあまりにも多岐にわたっているので、ワンシーンに納めるのが大変。だからあれこれ、人物とか物の説明をし出して、収拾がつかなくなったという。これはもうほぼ無理がある、と言ってもいいミッションでした。
でもまぁ、合格点は頂けましたでしょうか?

さて、シスカのお話、またコメにお伺いします。のっけから、おぉ~、とか声を出しちゃいましたよ。あ、これはまたそちらのコメで。コメントありがとうございました!!

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2016/02/19 07:08 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

あぁ、TOM-Fさんの35ワードコンプリートを思うとお恥ずかしい限りです。あの尺でまとめられるってのはさすがです。ツイッター小説にしても、ほんとにすごいなぁと。私の場合説明癖がついていて、さらりと流れに乗れないんですよね……なんかついつい説明しちゃう……あのワードって、引っかかったら最後、前に進まないじゃないですか。少なくともそのワードに意味づけをしたり、ワードを中心に考えたりしたら泥沼ってことになりそうで。
私の能力ではこの尺に納めるのでも精一杯で、お恥ずかし限りです(>_<)
あ~本当に、ひとつの単語を使うのがこんなに難しいなんて。でもまぁ、とりあえずミッション終了です(^^)
楽しんでいただけたなら何よりです。

庚申講、もっと掘り下げたかったんですけれど、あんまり長いのも鬱陶しいので、この程度で何とか抑えました。三宅のエピソードについてはもう、皆様のご想像にお任せするとして……そうですよね、あれはあれでハッピーエンドですよね。確かに一時的にでも再会できて、傍に近づくことができたんだから、それはそれでよかったような気がします。それに、この話のテーマは「ものは考えよう」「常に物事の幸福の面を見つめよう」ってのですから(^^)

はい。夕さんにはまたまたご迷惑をおかけしますが、うん、どんな球が帰って来るか、楽しみに待ちたいと思います(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2016/02/19 20:48 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

いや、この赤字はポールさんがやっておられたので、これがお決まりなのかと思って色を変えてみたのですが……(^^)
これがお決まりというわけではなかったのですね……^^;
そして、うん、何とか35ワード、コンプリートいたしました。最初はそんなつもりじゃなかったのですけれど^^; 書いているうちに嵌ってしまって……本当は最後の1つ2つが苦しかったのですけれど、ここまで来たら最後まで行くしかないと思ったわけでして……ちょっと頑張ってみました。

この話は何よりも、前回の石紀行で庚申の話が出たので、ちょっとテーマに使ってみようと思いまして、そして、懺悔と言えばやっぱり彼らよね、というのでヴィーナスの連中にご登場いただきました。少しずつメンバーも決まってきて、今後また活躍してくれるかな~
三宅氏の話は、うん、私も、彼のその時の選択が正しかったかどうかではなくて、全ては結果よければすべてよしって話じゃないかと思っているのですよね。でも、それでも後悔したり、あれこれ過去を探ってみたくなったりするのが人間の性なのでしょうか。人生って選択の繰り返しで、今がある、ってそんな感じなんでしょうね。
触れ合わなくてもいい人生の一瞬の邂逅……でも本当に一瞬の交錯だけで終わってしまうのがまたいいかな、なんて。
はい、頑張りました! ちょっと長かったですが、お付き合いいただきありがとうございました!!
コメントありがとうございます(*^_^*)

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2016/02/19 21:02 [edit]


おお~

『雨』も更新されてる~^^
でもまずはこちらから(すっかり遅くなっちゃって><)

まずは、お題コンプリートお疲れ様でした。このバラエティーに富んだお題をすべて使うって、どうすんのよ!と思っていましたが、舞台が『ヴィーナスの溜息』ならば、そりゃあもう話題には事欠かないし、どんな方向に話が飛んでもそれはそれ^^でも、蓮とこの物語のおさらいもできて、とても楽しかったです。
でも、やっぱり中心となるのは三宅の過去の物語ですね。
どうにもならなくて、後悔の思い出を酒に浮かべているのかと思ったら、まだその思いは現在進行形なのですね。

男って、女と違って、昔恋した女性を忘れられない……という話をよくききますよね。女は思い出にするけど、男は後悔にしちゃうのでしょうか。
それが性というものなのかも・・・。
今、その女性と、その面影を残す少年に近づく三宅ですが、「 人生には知らない方が良いこともある。』これ、良い事言いましたね教授。

それでも確かめたくなる、男の未練・・・。

本当の孫の名前に、三宅の甘酸っぱさが漂うような、絶妙な読後感でした。
ああ~、夕さん、難題ですね(笑)

lime #GCA3nAmE | URL | 2016/02/20 12:47 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

えへへ。【雨】も更新しました。本当は予約でガンガン5日おき更新だったのですが(いつまでたっても終わらないので)、今回は長い長い『ヴィーナスの溜息』の連中のお話をアップしたので(なんと13000字もあったのです。でもこれって、前後編でアップするのは間抜けすぎると、一気にアップした……)、【雨】をずらしました。
いや、本当にお忙しい季節ですよね。そんな時に読んでいただき、そして丁寧なコメもいただき、ありがとうございます m(__)m

そして……お題コンプリートしました。あれ、まだ宿題できてなかったのか、何か月遅れだよって怒られそうなくらいの時期ですが、上手く二重にまとめだしして、ずるをしました^^; 最初はね、全部使うつもりじゃなかったのですよ。でも、やっているうちに嵌ってきて、話は長くなり(ひとつの単語を使うのにエピソードをひとつ追加する羽目に)、収拾はつかなくなり……でもこんなのを「何でもあり」にしてくれるのはヴィーナスたちしかいませんよね!(店名は、蓮に言わせると『ヴィーナスの鼻息』のほうがいいってことですが)

この話は、石紀行で庚申の話を出したので、ふと思いついて引っ掛けました。
もともとは、さむ~い出町柳の駅近くの鴨川分岐点の中州で、蓮と右京、それに教授とフラウ・ヤオトメが野点をしていたんですよ! 出町商店街ふたばの豆餅を食べながら……書き出したのは秋だったから許せたんですが、宿題を放置したら冬になっちゃって……河川敷は寒すぎる! しかも、あぁ、ペナルティ的には全ワード使用かぁ、それならヴィーナスしかない!って流れになりまして。

scriviamo!なのに、ただ連中がどんちゃんしているだけだと申し訳ないので、話をでっちあげました。
男ってほんと、好いように言えばロマンチスト、悪いように言えば、あきらめが悪い、女がいつまでも未練を持ってくれているなんて思ってるんだろなって、ちょっと意地悪な気持ちで書いていました^m^ で、今でも自分が彼女を幸せにしてあげたい、してあげることができるとかうぬぼれてたりして。でも女は、そんなのいらないわって思ってたりするんですけれどね。
でもね、ふと足元を見たら、自分だって結構幸せだったりするんですよ。

空気を読まない右京にヒルシュベルガー教授、どう見てもいい組み合わせだと思いまして……でも、適当な割には世の中の真実を突いている、そんな彼らのドイツ美食巡りってどんなだろうなぁ。覗き見してみたい……^m^

> 本当の孫の名前に、三宅の甘酸っぱさが漂うような、絶妙な読後感でした。
あ、そこ、気が付いてくださいましたか。実は最初アップした時は書かなかったんですよ。でもアップして読み返してみたら、やっぱり書き入れたくなって……女性の名前も実はエリカだったりして、でも時代的にはモダンすぎる名前だなぁと思って、女性の名前は敢えて書かなかったのですが(単にその花が好きってだけにして)、孫に同じ名前をつけたってのは面白いだろなと……裏設定こっそり、でした(*^_^*)

> ああ~、夕さん、難題ですね(笑)
いやいや、夕さんのことですから、見事に打ち返してスマッシュを決めてくださいますでしょう(*^_^*)
私は一応、宿題を終えたすがすがしい?気持ちです!
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2016/02/20 23:36 [edit]


すっごーーーーーーw(゜Д゜;)w

神業ですね!!!
キーワードを全部入れてこれだけ
心に沁みる作品が書けるなんて天才です!!!

それにしても切ない・・・・・・
昔の家長制度色濃く残っていた時代には
駆け落ちの話も多く聞きますが
駆け落ち失敗の話も、また同じくらい多いですね。
今の自由恋愛の時代になったらなったで
なんだか、草食だとか絶食男子が増えちゃって
女子は女子でおひとり様が良いって人が増えちゃってね・・・・・・
やっぱり、抑圧されてるくらいの方が恋は燃えるのでしょうか・・・

エリカとヒース、上手いですね~~(^^*)
植物好きにはたまらない謎掛けです。

そして、金魚鉢!!めっちゃ可愛いですね~~~(^∀^*)v-238
良いなあ~~~
買いに行きたい!!!

清水白桃の缶詰!!!

そういえば
21年前に亡くなった父が
亡くなる前の年の夏に贈ってくれたのが
岡山の白桃でした・・・・・・
ちょっと訳あって父のことをいっぱい想い出してしまった直後なので

それだけのことなのに胸が痛いです・・・・・・

かじぺた #- | URL | 2016/02/24 01:41 [edit]


かじぺたさん、ありがとうございます(^^)

かじぺたさん、scriviamo! の作品を制覇なさっているんですね(^◇^)
読んでくださって嬉しいです。いや、本当に宿題を放置していたので、これで一気に2つ分片づけることができて、ほっとしました。これはキーワードを入れるために無理やりエピソードをくっ付けたりしているので、いくつか反則技がありますが(いや、ほとんど反則?)、まぁ、一応なんとか収まったということで許してにゃん!って気持ちでおります。
でも必死で詰め込んでこの尺ですからね~、他のコンプリートチーム?のポールさんやTOM-Fさんがいかにすごかったが分かります。

この間、何かのオムニバス系の恋愛ドラマを見ていたら、その中に駆け落ちのエピソードが挟まっていたんですよね。駆け落ちに男が来なくて、女性だけが結局東京に行ってお店をやってそこそこ成功していて。そこに男の親戚が何十年もたってから訪ねてきて……その男性は止められて家を出れなかったのですが、最近になって亡くなって……遺品の中に彼女へのプレゼントが残っていたってので、渡しに来たわけですね。
なるほど、今はもうないけれど、昔は結構こんな話は転がっていたんだろうな。しかも、今よりもずっと生活するのも大変だった時代だから、家を離れて生きていくってのは生きるか死ぬか的なところもあったろうし。
純粋に恋愛だけで生きていけないし、でもだからこそ純粋になろうともがいたりもしたんだろうし。今は……ほんとだな~、草食系かぁ。あれ? 絶食ってのもあるんですか? なんと、それはいったい……(二次元しか食わないって感じ? 仙人系?)
> やっぱり、抑圧されてるくらいの方が恋は燃えるのでしょうか・・・
人間ってそういうところ、ありますよね。

> エリカとヒース、上手いですね~~(^^*)
> 植物好きにはたまらない謎掛けです。
あ、気が付いてくださいましたか。うん、実は、このキーワードの中で、エリカが一番のキーワードだったかも。「彼女」の名前がエリカかどうかってのは書いていませんが(あまりにも当時としてはモダンな名前になっちゃうから、書いたらシラケるような気がして)、孫にはつけてやりました^^; そして、孫同士、実は名前が重なっている……あ、ひとりは源氏名ですけれど^^;

> そして、金魚鉢!!めっちゃ可愛いですね~~~(^∀^*)v-238
おぉ、見てくださいましたか! 和菓子の粋、ですよね。昔の人はこうして食べ物にも季節をあれこれ工夫して、京都なんて夏が暑すぎるので、せめて見た目でも涼しくしようという、これもまた粋の世界なんだなぁと思います。これって、金魚を食べるのが可哀そうになっちゃいそう。

> 清水白桃の缶詰!!!
いや、わたしもびっくりしました!この値段! 缶詰だよね?? どんなに美味しいのか、まだ味わったことがありません。でも、高級な桃がものすごくおいしいのは分かる気がする……傷みやすいし、食べるのにもタイミングが必要だし。
そうかぁ、お父様の思い出もあるんですね……何だか、桃を娘に贈るって、「美味しいものを食べさせてやりたい!」という親心がすごく詰まっているような気がします。これ、美味いぞ、食ってみろ、って声が聞えそうですよね。
思い出、とても大事……

コメント、ありがとうございました!!

彩洋→かじぺたさん #nLQskDKw | URL | 2016/02/24 05:56 [edit]

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