05 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨178] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(3)新宿、その大きな海の中で 

【海に落ちる雨】ラストスパート中(その割には更新が遅い?)
前回、珠恵が言った言葉。
「いつか、きっとあなたにお礼を致します。それが何かは、うちにも今はまだわかりまへんけど」
これは、真の息子・慎一のことなのですね。もちろん、この時はまだ真も珠恵も知らないことですけれど。珠恵は慎一にとっては日本にいる母のような人。実の母、つまり真の嫁はどうしたって? え~っと、その話はまた今度。

長い章なので、どこで切るか、ものすごく悩んだんですが、ちょっと中途半端なので、実は前回の予告のところまで行きつきませんでした^^; あれ? 予定外だなぁ??

【雨】が終わったら、慎一の続きも書かなくちゃ。でも、どうなるのか、この通勤時間。
もう英語のヒアリングするくらいしか、することがないなぁ……あ、民謡の練習!

 登場人物などはこちらをご参照ください。
【海に落ちる雨】登場人物



 東京に帰ってから、改めて名瀬弁護士や三上に挨拶に行かねばならなかった。
 こうなった今、真の頼りになるのは、意外なことに、父親を刺した少年院上がりの高遠賢二だった。

 少年院を出た賢二が、一時大和竹流のマンションに預けられていた時、賢二は真と竹流の関係がかなり微妙なことを見て取っていたのだろうが、いや、何より多分普通では考えられない特殊な場面を何度も目撃しているはずだったが、それについては何ら問題を感じなかったようだった。
 竹流のほうは、いつも、ガキと言うことをきかない見栄ばかりのツッパリを嫌っているようなことを言うくせに、賢二のことは意外にも面白がって可愛がっていて、真ではとても教えられない様々のことを教えていたようだった。

 真の見たところ、竹流の子ども嫌い、というのは見せ掛けか照れ隠しではないかと思う節がいくつもあって、新津千惠子のことにしても、気になると決して放っておかないのだ。賢二に対しても、女の口説き方、賭事の勝ち方、酒に飲まれない飲み方、つまり簡単に言うと人生の遊び方を伝授していたようで、真はそのあたりではよい弟子にはならなかったので、竹流にとっての賢二は、ある部分での一番弟子だったのかもしれない。

 今回のことで、竹流がローマの古い貴族の家系の正当なる後継者であると知ったとき、賢二は竹流がローマを飛び出してきたことまで含めて、改めて大和竹流という人間を理解したのかもしれなかった。家や家長という存在から逃亡を図ったという面では賢二とも似た境遇であったわけだが、道を切り開く強い意思を持ち、何か特別な生き方を考えている人間が、世間には全貌も明らかにされなかった残酷な事件の結果として、実家へ引き戻されることになった。
 それを見ていた賢二は、自分自身と重ねて考えさせられ、そして強い意思をもって真と竹流の留守を預かろうと、自分のすべきことを納得したような節があった。

 だから真が名瀬に挨拶に行ったとき、賢二のことをいつも気にかけていた名瀬弁護士は、賢二の顔つきが変わったと随分喜んでいた。賢二のほうは、自分とは相対する存在であった名瀬の歓迎振りにはいささか戸惑ったようだった。
 真が、名瀬先生はいつだって賢二のことを心配していたと伝えると、賢二はいつもなら反発するだろうに、ただ神妙な顔で真の顔を見つめていた。

「俺、こんな時しか言えないから、今言っとくよ。中学のころから、ずっと周りの大人なんて認めないと思ってた。あんたと大和さんがいなかったら、今もずっとそう思い続けていた、と思う。俺は、いつかあんたや大和さんみたいになりたい。具体的にどうしたらいいのか、今はまだ分からないけど、いつかきっと自分の手で掴みとる」
 真は賢二の顔をただ見つめていた。何も言わなかったし、できなかったが、賢二には十分に伝わったと思った。

 さすがに、北条仁に会いに行く勇気だけが出なかった。真は事務所で宝田と今後のことについて細かい仕事の打ち合わせをしながら、時々宝田の顔を見た。そして、俺はこいつらがいないと不安で仕方がないんだな、と思っていた。
 夜になり、美和が飛び込んできた。
「深雪さんが、明日の朝、一番の列車で新潟に発つんだって」
 真はちらりと美和を見て、それから宝田との話に戻った。

「聞いてんの」
 美和はムッとして、真の傍に回りこんできた。真は片付けていた手紙の束を机に置いた。
「もう終わったことなんだ」
「見送りにくらい行きなさいよ」
「そういうのは、柄じゃない」
 少し元気になった美和は、いつもの威勢のいい娘に戻ってしまっている。真はその美和の言葉の勢いを、不思議な幸福感で噛み締めていた。

「はーん、泣いちゃうからだ」
「泣かないよ」
「私たちは、先生がローマに行く時には大声で泣くからね。ね、さぶちゃん」
 宝田は頷いたついでに、もう涙目になっている。
「行ってあげたら?」
「行かない」
 美和がむっとした顔をした。真はそんな時間はないと答えた。

 夜、久しぶりにマンションに行き、ビデオデッキに入ったままの新津千惠子のビデオを取り出した。
 これを破棄するのか、保存するのか、真はやはり決心がつかなかった。これを捨ててしまえば、新津圭一は恐喝に失敗して自殺した、記者の風上にも置けないやつのままだった。だが、千惠子にとって、これは悪夢だ。
 長い時間、真はビデオを見つめていたが、結局判断を先送りにした。絵と一緒に、高瀬に預けるのがいいような気がした。

 丁度登紀恵がやってきたので、高瀬に届けておいて欲しい他のいくつかのものと一緒に、大切なものだから、と渡した。登紀恵は頷いて受け取り、一見では人のいいおばちゃんにしか見えない笑顔で真に言った。
「相川の家のほうも、これまで通り掃除して、風を通しておきますからね、安心していらっしゃい」
 真は頷き、そしてこうして遠く離れようとしている時になって、どれだけの人に自分が支えられてきたのかを改めて知ることになった。あの伯父の書斎、あの大事な場所を、登紀恵が守ってきてくれていたことを、文字通り有り難いと思った。

 マンションの片づけを登紀恵に託して、竹流の部屋から駐車場に降りたとき、真は見覚えのある車が走りこんできたのを認め、思わず柱の影に身を隠した。
 涼子は、ここしばらく車が停まっていなかった駐車場のその場所に、車があるのを見つけるだろう。そして彼女は驚き、マンションの部屋を訪ねるかもしれない。
 エンジンの音が止まり、駐車場の低い天井に涼子のヒールの音が響き、一瞬、止まった。
 真は柱の影で息を潜めた。

 涼子の靴音は幾分か速くなり、真が隠れた柱の前を通り過ぎて、何かが気になったかのようにエレベーターの前まで行かずに止まる。真は自分の呼吸が彼女に聞かれはしないかと思い、息を止めた。
 何故か、身体の内側から激しい想いが込み上げてきたような気がした。

 初めて竹流の部屋で涼子に会ったときから、どれほどの時間が過ぎたのだろう。
 涼子はずっと真にとって憧れの女性で、そして真はこれまで涼子に対してどれほどの複雑な想いを抱いてきたのだろう。少年が年上の女性に抱く恋という感情も憧れも、女としての彼女への哀れみも、そして一人の人間を間に挟んだ苦しい嫉妬も、全て涼子から教えられたものだった。

 その女性に、今、真は何ひとつ言ってやれない。この柱の影から出て、言い訳のひとつもできない自分を詫びて、ただ涼子を抱きしめたい。愛という言葉とは無縁だったにも関わらず、恨まれても憎まれても構わない、許されるとも思わなかったが、ただ真は自分と涼子の間に深い繋がりを感じないわけにはいかなかった。
 もしも、この先のどこかで彼女と向かい合う日が来たら、涼子とは言葉もなく、お互いの苦しみを分かち合えるような気がした。
 だが、それは多分真の身勝手な思いなのだろう。それに、その分かち合いには、真が珠恵との間に感じたような未来の何かに触れるような暖かさは何もない。ただ後ろ暗く、苦い思いだった。

 真は、その瞬間、涼子に見つかって問い詰められ、何も答えられなくて彼女に恨まれたのだとしても構わないと思った。
 柱の影から涼子の姿を覗き見たとき、涼子は、真の停めた車を振り返っていた。上品さを失わないながらもいつも綺麗に飾っているその女の、すっかり疲れやつれた横顔を見た途端に、真は咽喉元が苦しくなるような気がした。

 涼子がエレベーターのほうに視線を戻すとき、車二台分ほどの距離を置いた先にいる真に気が付くだろうと思った。そして、真は、彼女に気付いて欲しいのか、気が付かないでいて欲しいのか分からなくなっている自分を感じた。
 だが結局、涼子は視線を落とし、顔を上げないままエレベーターのほうへ歩き始めた。

 真は涼子を乗せたエレベーターの音が完全に無になるまで、同じ柱の影に隠れたまま、まだ呼吸を止めたままのように静かに立っていた。
 やがて車に戻ると、真は煙草を一本吸おうと胸ポケットに手をやってから、持っていないことに気が付いた。あたりは静かで、地下駐車場に、どこか小さな隙間から吹き入る微かな風の音さえも聞こえてくるようだった。
 そう、涼子に、竹流が戻ってくることを、そしてそのままローマに行ってしまうことを、知られたくないと真は思っているのだ。
 真は小さく首を横に振って、エンジンをスタートさせた。


 夜中に調査事務所に戻ると、当たり前だが誰の気配もなかった。真は奥の冷蔵庫から缶ビールを一本出してきて、半分ほど飲み、そのままソファに寝転がった。
 他に何処か行くところを思いつかなかったわけではない。ただ、そこで一晩を過ごしたかったのだ。

 夜の間中、開け放たれた窓からはパトカーや救急車のサイレンの音、ガチャガチャと何かが触れ合う音、クラクションや派手なエンジンの音、呼び込みの音楽、喧嘩をしているらしい男たちのがなり声、高く笑う女の華やかな声が、幾種類も音色や音調を変えて耳に入り、少しの間脳の中で行き来し、また通り抜けていった。
 真は、そういえば結局、少し聞こえにくかった左耳を医者に診てもらう時間がなかったな、と思った。

 それでも、この新宿の事務所の窓から飛び込んでくる音は、現実と記憶の間を行き来しながら今の真を支えていた。いささか騒々しい部分も含めて。
 確かに、俺は浦河でなくても、この街で生きてきたのだ。
 静かに目を閉じて、更に続く喧騒を耳の中で転がしていたとき、突然事務所のドアが開いた。
「なぁに、もう寝てんの。あり得ないわねぇ」

 桜、井出、それに見知っているホストやホステスの顔、ついでに近くの弁当屋の女主人、花屋の女の子、下の階の怪しい薬局の中国人、ついでに非番だという新宿署の巡査までいた。もう寝てんの、と言われたが、もう夜中の三時を回っていた。
 決して広くはない事務所は、あっという間に数十人の来客でいっぱいになり、持ち込まれた酒とつまみと音楽は、多分、今現在、新宿の街中でも特に迷惑な騒音を周囲に振りまいていると思われた。

「これ、靖子さんの肉じゃがよぉ」と桜がタッパーを出してきた。「で、こっちは都さんの梅干、これは笙子さんのカレイの煮付け」
 さすがにこの時間だから、事務所のバイトの主婦たちは姿を見せなかったが、料理だけは桜に言付けてくれたのだろう。
「何言うね。売れ残りだけど、うちの弁当は最高ね」
 上海から来た弁当屋の女主人の差し入れは、残り物とは思えない豪勢さだった。もちろん、いつもの弁当にはないラインナップだ。

 柄にもないと思ったが、何となくじん、ときて黙っていると、桜が真の頭を抱きしめるようにした。
「真ちゃん、泣いちゃ駄目よ。あーん、でも辛くなったらいつでも帰ってくるのよ」
 桜の作り物の胸が苦しくて、結局泣くことはできなかったが、真は素直にその胸に頭を預けた。

 お別れ会のようなものだから思い出話にでも花を咲かすつもりなのかと思っていたら、全くもって誰も彼もがいつも通りだった。
 昨日亭主が女のところに泊まって来た(それも大抵は思い込みなのだが)だの、隣の親父がスケベなことを言うだの、新しく開店したクラブに行ったらぼったくられただの、誰かと誰かが喧嘩して救急車が来た、いや、パトカーだった、救急車と言えば、子どもを母親に預けている間に頭を切って四針も縫っただの、……そんないつもの会話が弾丸のように飛び交った。
 皆がいちいち真に相槌を求めるので、いや、本当は真がどう反応しようがどうでもいいのだろうが、一応それぞれに頷いておくしかなかった。

 それでも酒が飽和状態になると、もう皆が真のことなど忘れて、ただ騒いでいるように見えて、真はようやくほっとした。
 いつも通りだ。この町に住む彼らにあるのは、「今」だけなのだ。過去も未来もかりそめだった。それがこの新宿という町だ。そして、過ぎてしまえばその「今」もまた、かりそめに変わっていく。

 事務所も飽和状態だったので、真はそっと席を外し、廊下に出た。この扉を閉める時は、最後に一押ししながら少しだけ持ち上げるようにしなければならない。その微かな軋みが手に伝わってくる。
 真は扉を閉めて、改めて数十年は経っている古い扉の曇りガラスの部分に書かれた、まだ二年あまりの時を刻んだだけの新しい文字を見つめた。

『相川調査事務所』。
 またここに帰ってくることがあるのか、それさえも分からない不安の中にも、ここに帰ってくれば何とかなるという思いも同居していた。
 短い廊下の隅の窓からは、空の星が見えたことなどない。それにたかだか二階では、街の灯りが星のように見えるというわけにもいかない。それでもこの小さな窓の向こうにも、こちら側にも、その中に生きている人間たちの人生が静かに、時に賑やかに煌めいている。
 煙草に火をつけ、ひとつ吹かすと、ガラスが曇った。

「この期に及んでたそがれちゃってるか。未来はど~んと拓けてる、ってわけにはいかないね」
 俺にも分けて、と言われて、井出に煙草を差しだし、火をつけてやった。
「それなりに拓けてるよ」
 ふふん、と意味不明に笑って、井出もいっしょに窓から外を見た。
「あぁ、全く、この街の夜中の電気代は日本一は間違いないとして、世界でも有数だな」
「うん」
「澤田が電話に出てくれたよ」
「そうか」
 それなりに驚いたつもりだったが、多分今の返事では井出には伝わっていないな、と思った。

「簡単に新聞社を辞めるなと言われた」
「うん」
 澤田らしいと思った。澤田は、自分自身がどうなるか分からない中で井出の人生を左右するわけにはいかないと思ったのだろう。
「体制や権力の側に居なけりゃ分からないこともあるってさ。何を今さら、あの人らしくないよね」
「本音だと思うよ」
「俺ももう結構体制には揉まれちゃった後だけどね。本当の事なんて、まともに書かせてもらったこともない。別に俺、養う家族もないし、下町倒産寸前宇宙ロケット製造工場でもいいんだけどなぁ」

 それでも、二人に繋がりができたことは良かったと思った。
 新津圭一が一番願っていたこと、それは記者として、人として、正しくあることだったに違いない。そして、多くの苦難を乗り越えてきた老獪な政治家崩れと、お調子者で一見いい加減そうなのに正義感の強い若い記者が、その後の道を繋いでいくのだろう。
「でも、結局決めるのは自分だからね」
「うん」
「寂しくなるなぁ。飲み仲間がいなくなって」
「美和ちゃんがいるよ。それに、もしかしたらすぐに帰って来るかも」 

 そもそも俺は酒が飲めないのに、と言いかけた時、いきなり、何の前触れもなく井出が真に抱きついてきた。
「ヤバいと思ったら、絶対に逃げ出してくれよ。命あっての物種って言うだろ。くそっ、カビが生えているような言葉なのに、何で昔の人間は見事に真実付く言葉を残してんだろな」
 真は井出に抱きつき返してやった。長身の井出の顔は見えなかったが、多分ものすごく驚いているに違いない。と思ったら、今度は井出が思い切り力をこめて抱き返してきた。
「やっぱり、真ちゃんと俺はラブラブだったんだよなぁ」

 という井出の言葉が終わらないうちに、いきなり何かで頭をぶたれた。パシン、パシン、といい音がした。
「ちょっと、ありえないわよ。何こそこそやってんの!」
 すっかり化粧の崩れた桜だった。手に握っているのは大阪発ハリセンだ。
「こんなとこで勝手に酔い覚まししてんじゃないわよ。さ、さ、飲むわよ」

 井出と真は顔を見合わせて、酒枯れですっかり男の声に戻っている桜の馬鹿力に引っ張られて事務所の中に戻った。もう誰も彼も正体なく潰れているか、真の存在などすっかり忘れて飲んでいるのかと思ったら、真は部屋に戻った途端に輪の中に引き戻されてしまった。
 そこへ畳み掛けられる言葉は、折り重なり折り重なり、真の耳の中へ入り込んでくる。真はこれらの声が、真のこの街での仕事を、生活を、そして真自身の人生の一部を支えてきてくれていたことを、今改めて感じた。今がうたかたであっても、ここに集う皆が消えそうに儚い存在だとしても、今明らかに優しくこの街に、この星に降り注ぐ命の雫に思えた。

 明け方の空はたいてい曇って見えるものだが、その朝の空は、白んだ空から辛うじて少しの間太陽の気配を感じたと思ったら、時間と共に雲が厚みを増した。それでも仕事のため習性で起きる時間を守っている者は起きて帰り、まだ時間に余裕のある夜の仕事の者は端から帰る気はなく、そのまま事務所で雑魚寝に入っていた。
 真はソファの上、井出の身体の傍で目を覚まし、といってもしっかり眠っていたわけではないのだが、井出を押しのけて身体を起こし、煙草を一本吸った。

 こんなにも心を籠めて煙草を吸ったのは久しぶりだな、と奇妙なことを考えた。
 そして、事務所の奥で顔を洗うと、髭を剃り、決して旨くはない水を水道から飲んで、シャツを着替え、久しぶりに髪を整えた。


(つづく)





実は、この最後の1行、ここだけだと何のことか分からないし、その後も何も書いていないのですが、この物語の中で私がものすごく好きなところなんです。
あ、自分の書くものを好きってのは本当はいけないんでしょうけれど、誰も言ってくれないので自分で書く^^;
真が身だしなみを整えるなんて、ほんと、珍しいんですよ。え? 何のためって? えぇ、もう予想通りだと思いますが、次回をお楽しみに(*^_^*) えっと、今度こそ前回の予告シーン、出てきます。

<次回予告>
「一杯の酒くらいでどうにかなることはないだろう。それに」
 真が言葉を切った竹流の顔を見ると、竹流は少しあらぬところを見ていたが、直ぐに割としっかりとした声で続けた。
「弔い酒くらい飲ませてくれよ」
「弔い酒?」
 真は竹流の分のグラスも、実はもう出していた。寺崎昂司のことを考えて飲みたいかもしれない、と思ったからだった。何も聞くまいと思っていた。だがその時、竹流はぽつりと本当に辛そうに言った。
「俺のテスタロッサの」
 え、と思った。
「何言ってんだ。車の一台が何だ」
 真の言葉が終わらないうちに、竹流は切り返してきた。
「ただの一台じゃないぞ。あれは、マッテオの親父が俺に作ってくれた、世界で一台のフェラーリだ。今でもあの車のことを考えたら気が狂いそうだ」

^^; ほんとにこの男は……素直に泣けよ ^^;
いよいよ、本格的にラストシーン(*^_^*)
長くなってもいいかなぁ。よかったら、もう一気に責めてもいいけど、ながいかなぁ。でも途中で切ったら、間が抜けてるかなぁ。
関連記事
スポンサーサイト

Category: ☂海に落ちる雨 第5節

tb 0 : cm 8   

コメント


あ、宴会してる

こんばんは。

今回の新宿の描写読んでいて思ったんですけれど、都会の夜ってうるさいんですよね。
よくあんな所に住んでいたなあと、つい思っちゃいました。
今は、フクロウの鳴き声しか聞こえない、みたいなところにいるので。

掃き溜めみたいな、決して職場にせよ住まいにせよ環境としては理想的ではない所でも、いきなり「いなくなります」って事になったら感傷的になるでしょうね。

涼子の件は、なんかわかるな。
別に悪いことをしているわけじゃないけれど「あなたの愛していると人とこれから一緒にローマ行きます」って言いにくいので隠れちゃう、みたいな。
とくにずっと「竹流とはそういう関係じゃないし」と言い張っていただけに、余計言えない、という感じが……。

美和が深雪を想って「行ってあげなさい」っていうのも、彼女らしいおせっかいでいいと思いますが、どうなんでしょうね。中途半端な優しさは、選んでもらえない人には残酷だと思うんだけれど。

そして、いよいよ本当のクライマックスなんでしょうか。竹流も車のことを話せるまで回復したのかな。どんな二人の会話になるのか楽しみにしています。

全然関係ないですけれど、面白いなと思ったのは、彩洋さん、もしかして次回はどこで切るのか決めないまま予告書いているんだ(笑)

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2016/05/04 05:28 [edit]


宴会してて、ええんかい(爆)

更新、お疲れ様でした。

新宿の徹夜パーティ、なんか、学生時代~就職直後のノリを思い出しました。あのころ、よくあったなぁこういうの。夜中に酒とつまみをもって、一人暮らしの部屋に乱入してきて、「もう寝とんのか、ありえへんわ」って。男女で雑魚寝とかもね……今から思えば、無茶したものです(爆)
真、なにげに人気者ですよねぇ。うんうん、こういう繋がりって、いいなぁ。

でも、のんきの飲んでていいのか?
涼子や深雪、それに美和ちゃん。真、ローマに発つ前に、女性関係をちゃんと清算しておかないと……(なんか違う意味に聞こえるけど)

次回予告、ほほう、テスタロッサを車の一台くらいと仰いますか。真、大物すぎ(笑)
冗談はさておき、「なごり雪」シーンとともに、この「酒と泪と男と女」シーン、楽しみにお待ちします。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2016/05/04 16:54 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

夕さん、いつも早々にありがとうございます m(__)m
そうそう、そうなんですよ。私、一度出張の時にロケハンついでに新宿のど真ん中に泊まってみたんですけれど、東京の他の町も静かとは言えないけれど、新宿は半端ないですね。一晩中ひっきりなしにサイレンの音も聞こえていて、そりゃおまわりさんも新宿の派出所に勤めたら1日で地方の派出所の事件分くらい体験するとか。
私も、夕さんとことは比べ物にならないと思いますが、そこそこ静かなところに住んでいるので(最近は家が建ったけど、もともと隣は貸農園だったし)、東京は毎回ひっくりです。というよりも、私にとってはまず高い建物、の時点でダメなんですけれど(@_@)
フクロウの鳴き声かぁ~やっぱりいいですね(*^_^*)

宴会シーン、もっと書きたいと思ったのですけれど、書き出したらいつまでたっても終わらんわ、と思ってこの辺りで切り上げました。集まった連中は事情が分かっているのかどうか、いささか不明です。きっと「ちょっと海外で仕事してくる」「いつ帰って来るの? 取りあえず送別会しとく?」くらいの感じだと思いますが、まぁ、どうせ理由はどうでもいいんですよ。ただ飲む理由が欲しいだけ^^;
集まって飲めたらそれでいいんでしょうね。

涼子のことは……そうんなんですよ。真の気持ちは後ろめたいってのが一番でもあるんですけれど、自分と何のかかわりもなければそれはそれでスルーできたんでしょうけれど(その辺はちょっと冷淡な部分もある)、やっぱり真の方では涼子のことは「隣の綺麗なお姉さん」って感じでずっと憧れの女性でしたからね(一度は関係ももったし。ほんの一度だけ)。それに、他の女性に対しては見せない本音も、涼子の前では少し出しちゃっているし。
真にとっては本気で向かい合わなければならない相手、なのかもしれません。あ、でも、「竹流とはそういう関係じゃないし」とは言い続けると思いますが……多分、今でも「え? 何で恋愛?」って思っているでしょうね~

私もずっとそう思って書いていたけれど、書き終わった後で、「あれ? これってただのラブラブな話じゃん」とおののきました^^;
作者にしてみると、この話に出てくる女性って、結構肝が据わっているというのか、さっぱり、竹を割った系が多いので、涼子みたいにうじうじしている女性も書かなきゃ、と思ったのもあるのです。いつも書く時に考えていることは、バランス。だから登場人物が増えていく……

深雪はもう吹っ切っていると思うので、いつまでも気持ちが真のところに止まってはいないと思います。そこに至るまでは色んな思いもあったでしょうけれど、今は千惠子ちゃんを抱えて新潟で生きていくことに対して前向きな気持ち、かな。男ばかりが人生じゃありませんからね(^^)
見送りについては、次回、美和視点からしか書いていないのですが、ちょこっと出てきます。

> そして、いよいよ本当のクライマックスなんでしょうか。竹流も車のことを話せるまで回復したのかな。どんな二人の会話になるのか楽しみにしています。
はい。こちら、ぜひお楽しみください。二人が腹の探り合いをしている前半と、ちょっと感情が増してしまった後半と。ようやく大団円(の一歩手前)です。あれこれお付き合いいただいてありがとうございます。

> 全然関係ないですけれど、面白いなと思ったのは、彩洋さん、もしかして次回はどこで切るのか決めないまま予告書いているんだ(笑)
あ、いや、これには訳が。一応、ここで切ろうと決めていたところはあったのですが、記事にしてみたら何だかすごく長くて、あれ? 長い! というので最後のシーンをちょん切りました。多少書き足したのもあるのですけれど。
あ~でも、結構、計画なしかもなぁ~。今余計なことを言わないことにします(あと〇回、とかね^^;)。
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2016/05/05 08:16 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

あらら。タイトル遊び、今回はまた高度ですね! 宴会で絡めたと思ったら、ついでに笑いまで取る!
でもほんと、ええんかい! ですよね(大爆)。
そうそう、新宿の徹夜パーティ、そうなんですよ、学生時代のノリ。就職直後も怖いもの知らずの若ものでしたからね。飲む理由があってもなくても集まっては騒ぐ。時々知らん人も混じっていたり(誰かの知り合いではあるけれど)。
> 「もう寝とんのか、ありえへんわ」って。
そうそう。今思ったら、酷いですよね^^; 男女で雑魚寝は何て事もなかったけれど(その後も時々ある? 飲み屋で……?)、まぁ、若かったとしか言いようがありませんね^^;

> 真、なにげに人気者ですよねぇ。うんうん、こういう繋がりって、いいなぁ。
まぁ、たまには「無料でねこちゃん探し」とかしてあげてたりもするからでしょうか。違う? まぁ、みんな集まるところが欲しいんですよね。この事務所、何だか求心力はあるみたいで。地方出身者の寂しい集まり、かもしれません。そういう意味では、真は北海道の片田舎、美和は山口県(でも彼女はお嬢様だけど。でもなんであんな気合の入った娘になっちゃったか……)だし、宝田は関西人。きっとみんな都会の片隅で息をひそめて……ないなぁ? 全く、ど根性の連中ばかりで。でもつながりは緩かったりするんですよね。すぐに切れちゃう。

女の清算は、もう大概済んでいるようなので(?)、大丈夫!(なのか?)
まぁ、マコトの方が、じゃない、真の方が竹流よりも尾を引くので、そこそこ大変だったかもしれませんが(ほんと?)、ちゃんと切りましたよ。うんうん。そういう意味では、竹流の方がまずいかも!
でもこの先、まだまだ続く! ですからね(^^)

さて、次回予告。あ~、これ、なんか間違ってる! かもしれません^^; またやっちゃったよ。次回ここまで届かなかったりして。でも少なくとも次々回には出てくるので、お楽しみに。
そうそう、テスタロッサ特別仕様車(といっても、本当はまだこの時代、テスタロッサの発売前なんですよ。だから今のところ、フェラーリ会長からヴォルテラの跡継ぎ坊やへのプレゼントで、名前はニックネームって無理矢理設定なのですけれど)、たかが車の一台扱い。でもまぁ、マコトにしてみたら(今日はよくでてくるなぁ)、じゃない! 真にしてみたら「生きてたんだから、生きてまた会えたんだから、何だよ、車が!!!」って気持ちですよね。
竹流は……これはもう、素直じゃないだけ^^;

> 冗談はさておき、「なごり雪」シーンとともに、この「酒と泪と男と女」シーン、楽しみにお待ちします。
はい。次回こそ「なごり雪」シーン、出てきます。
忘れてしまいたいことや~ どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう~v-342
そして「俺は男 泪は見せられないもの」ですよね。いや、全く、昭和だわ~(1997リリースだけど)。
コメントありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2016/05/05 08:35 [edit]


良い感じで

ああ~、なんかすごく良い感じのお別れ会。
私個人的には、井出ちゃんと、ぎゅっ、のし合いっこがすごくツボでした。
(ギュッとされたら井出ちゃん、本気で「!!」って思ったんじゃないかな? 真ッたら確信犯)
でもやっぱり、女にはちょっと未練の多いマコト・・・。にゃん(=^・^=)違う、真!
涼子さんって人もいたなあ~。なぜそう周りにいい女が多いんだ><(なに怒ってんだ)
でもいろんなしがらみやら未練やら愛情やら心残り、いったんここで断ち切って、歩き出すのもいいかも。

とはいえ……いったいこれからどうなるのか、予測がつかないなあ。
ああ、わかります。真が身だしなみを整えるのってちょっと珍しくて新鮮だなと思ってたところ。
そうか、それでか・・・と、あとがきで気づく。
(2)ではちょっと素っ気ない感じでしたもんね。折角会えたのに。
次回はちょっといい感じになりそう^^
楽しみにしています^^
(ところで竹流って、まだ真の仕事の事、知らないんでしたっけ)

lime #GCA3nAmE | URL | 2016/05/05 21:36 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

おぉ、limeさん、お帰りなさい。ゴールデンウィークに移動するのって疲れますよね。お疲れ様でした!
今年は私、青森(帰省じゃないけれど、ある意味帰省?)を断念しましたが、来年は行くぞ~!!

> ああ~、なんかすごく良い感じのお別れ会。
ありがとうございます。いや、あんまり書くと、宴会シーンだけで延々と続くので、もうこのくらいでと思ったのですが、ほんとに掘り下げたら大変ですよね。でも中身としてはただ酒飲んでるだけ。しかも主人公はちびちび酒なので、あんまり酔ってないし、つまんない^^; 
> 私個人的には、井出ちゃんと、ぎゅっ、のし合いっこがすごくツボでした。
> (ギュッとされたら井出ちゃん、本気で「!!」って思ったんじゃないかな? 真ッたら確信犯)
そうそう。真も周りがみんな酔ってるからって(含む、井出ちゃん)、大胆な行動に? ちょっと気分的には「もうどうにでもなれ」というのか「立つ鳥後を濁す?」とか「旅の恥はかき捨て?」とかみたいな(使い方が間違ってる)、そんな気持ちだったみたいですね。でも確かに井出ちゃんは「!!」ですね。本人、自分はおチャラけてても、他人が(特に真が)乗ってくるのは予定外だったかも。
真は確かに、確信犯ですね。この男、絶対アクマですから。

> でもやっぱり、女にはちょっと未練の多いマコト・・・。にゃん(=^・^=)違う、真!
そうそう、最近またマコト率、高いんですよね。う~ん、最近書いてやっていないからかな。しかも、ネタがあるのに。
で、女ですが。真は性質的にはオスなんですよね。そして群れのリーダー素質も無いようである、というのか、自分がボスになったら守る!って体質らしく。だから被保護者と思っている相手にはやっぱり未練たらたら? うちの群れの子なのに? あれ? そんな話じゃないか。
そうそう、でも、もういよいよ一旦は絶ち切りますかね(^^) 女も、気持ちの上でのしがらみも。この先どこへ行くのか……ほんと、知りたいような知りたくないような? この先の展開はもうそんなにどんでん返しもないので(う~ん、最後にちょっとだけ「え??」と思うことがあるかもしれませんが)、ただただシーンを楽しんでいただけたら嬉しいです。
えっとこの先……別に隠し事もないのですが、しばらくローマにおります。えっと、ほんとにヴォルテラに囲われて、それからジョルジョのアニキ(一応従兄ということになっている)リオナルドの手引きで駆け落ち? 結局、日本に戻ってきますが、次作はその後の話になります。時間経過はまたお話の中で分かるようになっています。
うん、またよろしくお願いします(^^)

> ああ、わかります。真が身だしなみを整えるのってちょっと珍しくて新鮮だなと思ってたところ。
> そうか、それでか・・・と、あとがきで気づく。
うふふ。こういう書かないでちょっと自分だけ知ってるもん、ってのを散らばらせておくのって楽しいんですけれど、まぁ、ブログならではで「実はね」って自分で解説できちゃうんですよね。
美沙子にしても、深雪にしても、結果的にいい女に振られている真。この先一緒にやっていくことはないにしても、別れの時はちょっとカッコよくありたいのかもしれませんね。えっと、ボギー風?

さて、そして、竹流とのシーンですが。(2)ではちょっと会っただけでスルーしたって感じで終わりました。って、ここは病院ですしね。「真!」「竹流!」「がしっ!!」ってなりません。「マコト!」「イソポ!」「がしっ!!」わ~い!はありですけど(*^_^*)
なんか感情が昂ぶっちゃって、この時は逆にどうしようもなかったんでしょうね。次回は、ホテルで二人きりですから、いい感じに? いや、そうは問屋が卸さない、じゃなくて、まだちょっと意地っ張りになっちゃうみたいで。
でも、最後にあれを言ってもらわないとね(って、別にふつ~なのに)!
> (ところで竹流って、まだ真の仕事の事、知らないんでしたっけ)
あ、そうそう。そうなんですよ。なんか察してるかもしれませんが、実は聞かされていない。でも実は「知っているのかな(=この時点では単に文字通り「オレ、ローマに帰っちゃうんだけど……」って程度のことを)、いや、知らないかも」って感じで、まさか仕事を受ける・受けないって話になっているとは思っていなかったでしょうけれど、何だか周囲の様子で察することになるようです。それはまた近々出てきますのでお楽しみに!(でも割とあっさり!)
いつもありがとうございます!! いよいよラストスパート。引き続きよろしくお願いいたします(*^_^*)

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2016/05/05 23:13 [edit]


ああ、しっとりくる別れのシーンも良いですが、わいわいの別れも良いですね。
しっとりの温度は似たような感じですが、わいわいの温度には結構差があったりして、そんなのも面白いです。(イミフですみませーん)

新宿~。東京は渋谷・原宿と新宿はなじみがあって(横浜から気軽に行けるということもあって)。煌びやかさが目の前に広がります~。今行ったら、迷うだろう。
さよならをたくさんしながら、じわじわと本命に近づいて行くのですかね。

バラバラなところからいったん集まって、またこの先に向かって広がっていくみたいな流れが良い感じです。そうやって生は続いて行くんだよ、みたいな。(イミフですみませーん2)

あ、キリどころ、今私もちょっとだけ旬なトピック。自分の中でだけなんですけど。
’連載’の妙、ですかね。

けい #- | URL | 2016/05/07 12:50 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

> ああ、しっとりくる別れのシーンも良いですが、わいわいの別れも良いですね。
はい。ここの事務所に出入りする連中は、まぁ、寂しいやつばっかりなので、どこかに何となく集まって飲む・騒ぐ理由があるなら、その理由の中身は問わないって感じでしょうか(^^) 寂しいけれど逞しくて、少々のことではへこたれないってのも、この町で生きている人たち、なのかもしれませんね。いや、あの街のど真ん中のホテルに泊まって思ったのです。ほんまに眠らない町やわ~って。そのイメージをちょっとだけここに生かしてみたかったのです。

> しっとりの温度は似たような感じですが、わいわいの温度には結構差があったりして、そんなのも面白いです。(イミフですみませーん)
うん、なるほど。いい得て妙ですね。そうかぁ、わいわいには温度の差があるかぁ。うん、ワイワイ、って場合にはみんながみんな楽しいってわけでもなくて、集まっている人にはみんないろんな思いがあって、その微妙な空気の濃淡とか流れがあるからなんでしょうね。それに、ここに集まったのは「みんな仲良し!」ってわけじゃなくて、所詮「烏合の衆」。ここから出て行ったら、日常生活ではお互いに何のかかわりもないって感じですから……それでもその一瞬だけでも、その一面だけでも触れ合っていると安心できるんですね(袖擦り合うも……かな)。
みんながみんな、それぞれの人生がある。ばらばらだけど、同じこの町で生きている。そんな感じが好きかも。

私にとっては東京自体は「他所」って感じですけれど、出張にはよくでかかるし、町ごとのお散歩ってのも友だちとよくやったのですが、色んな顔があって面白いですよね。さすがにTOKYOです。
でもなぁ、やっぱり日本はもっと地方に力を分散させるべきだと思うな~って、これは別の話でした。

> あ、キリどころ、今私もちょっとだけ旬なトピック。自分の中でだけなんですけど。
> ’連載’の妙、ですかね。
うぅ、な~るほど。「連載の妙」……
切り処、難しいですよね。というのか、ブログだとやっぱり一番気にするのは「文字数」なんですよね。私、他の人に比べたら結構長めにしちゃってるけど、シーンの切れめを考えると相当長くなるんですよ。それでもあんまり長すぎるのはって、自分としては「ここ、切りたいところじゃないんだけれど」と思いながら切っていることがしばしばです。自分で書いている段階では好きなだけ書いて、好きなふうに切っているのになぁ。
あれこれ悩みますね。
そんな「苦肉の切りどころ」で、このお話もあと少し。最終話は183話、ということになりました。5月は強化月間で、今月中に終わります。あと少し、お付き合いいただけたら嬉しいです。
コメントありがとうございました!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2016/05/07 14:34 [edit]

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://oomisayo.blog.fc2.com/tb.php/723-9aa4f15d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)