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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

連作短編【百鬼夜行に遅刻しました】冬・エリカ(1) 


月刊・Stella ステルラ 4・5月号参加 連作短編/不定期連載小説

おひさしぶりの【百鬼夜行に遅刻しました】です。しかも冬!
でもこのまま季節を待っていたらいつまでたっても終わらないので、もう季節合わせは諦めました。
きっと真夏に冬の話になるんだな。ごめんなさい。
しかも冬の花、予定変更でエリカです。

初めてさんもこれまでのお話は多くないのでよろしければ、お付き合いくださいませ。
→ 連作短編【百鬼夜行に遅刻しました】
今回のお話には「おさらい」も入っているので、割と入りやすいかもしれません(^^)



<あらすじ>
ニンゲンが亡くなって上手くジョウブツできない時、いったん鬼になる。鬼になって、百鬼夜行に108回参加すればジョウブツできるのだけれど、ルールが沢山あって、試験に合格しなければ本物の百鬼夜行には参加できない。
だからキョウトのゴショには、百鬼夜行学校があるのだ。
でも小鬼のウゾは、いつも試験に遅刻してしまって、これまでに3680回も試験に落ちている!
一体なぜウゾは遅刻してしまうのだろう? そして、ウゾはどうして小鬼になってしまったのだろう?
生と死の間で苦しむ人々を見つめ、花の精たちの助けを借りながら、ウゾは今日も……遅刻している!?
<登場人物>(名前のみを含む……「人」じゃないけど)
ウゾ:小鬼。遅刻の常習犯で、なかなか百鬼夜行本番参加のための試験に合格しない。
もち姫:ウゾが物心ついた時?には傍にいてくれた『知っている』猫。ウゾを見守っている。
サクラちゃん:バイクにはねられて死んでしまった少女の小鬼。イメージはハーマイオニー……
タタラ:百鬼夜行学校の教官。とにかくでかくて怖い。ミドロガイケの竜という噂も?
ダンゴ:ウゾが住むタダスの森のダンゴムシたち。語彙は少ないが、少しずつ学習している?


エリカ

【百鬼夜行に遅刻しました】冬・エリカ(1)

 ウゾ、チコク、チコク、チコク、チコク~~~!
 今日も、夕刻、いつもの時間になるとダンゴたちが騒ぎ始めたが、タダスの森のいつもの木のねぐらに、いつもネボウをしているウゾの姿はなかった。それもそのはずで、ウゾはここの所、毎日朝から(実のところ朝は鬼にとっては「夜」の始まりなのだが)、勤勉に出かけていたのである。

 と言っても、真面目に百鬼夜行学校へ登校していたわけではない。そもそも、学校の始業時刻は夜の刻だ。もっともウゾはそんな時間にはものすごく眠くて、とてもとてもずっと起きていて授業に集中するなんてできない。むしろニンゲンにとっての朝、特に午前中の方が、ウゾは元気に過ごすことができるのだ。

 この頃はウゾにも頼もしい味方がいる。
 去年の春、ひき逃げに遭って死んでしまったサクラちゃんだ。ウゾが出会った時、サクラちゃんは自分の死体がどこに埋められているのか分からなくて、ノッペラボウのまま彷徨っていた。危うくジョウブツの期限の七日を越えそうになっていたところを、ウゾと「知っている猫」のもち姫が助けてあげた。だから、本当なら鬼になんてならなくて済んだはずだった。

 でも、サクラちゃんは自分の死体を見つけた時に、どうしてバイクに轢かれちゃったのかを思い出してしまった。この世にやり残したこと、それは病気のお母さんにナカラギの桜の花びらを届けに行くことだった。そんなことをしている間に、期限の七日間が過ぎてしまったのだ。
 期限内にジョウブツできなかったら鬼になる。一度鬼になるとジョウブツはちょっと難しくなる。でも百鬼夜行学校に通って、試験に合格して、本番の百鬼夜行を百八回やり遂げたら、ちゃんとジョウブツできるし、優秀なサクラちゃんならすぐにでも試験に合格しても不思議じゃなかった。

 それなのに、何故かサクラちゃんもウゾと同じで、結構ダメなところがあるのだ。
 まず、ウゾと同じように遅刻の常習犯だった。それに意外に喧嘩っ早くて、成績表にマイナスがついているところがある。
 本当のところ、ウゾはちょっとだけ嬉しい。ウゾがジョウブツできる可能性は結構低そうだし、もしもサクラちゃんが先にジョウブツしてしまったら、ウゾはとってもさびしくなると思う。でも、そのサクラちゃんも遅刻の常習犯だから、やっぱりなかなか試験に合格できそうにないのだ。

 成績や試験に合格することが何なの。リッシンシュッセよりも大事なのは「ジツ」よ。
 サクラちゃんは鬼にしかできない、鬼にしか分からないことが世の中にいっぱいあるという。そして色んな妖怪、もののけ、式神、幽霊、お化け、妖精、猫、キツネにタヌキ、そんな連中と知り合いになって、まるで優秀な記者のように「シンジツ」の追及に余念がない。

 そんなサクラちゃんのおかげで授業の取捨選択は上手く行っている。サクラちゃんは、ウゾにとって出席するべき授業と少々サボっても問題のない授業をきっちりと確認してくれた。もちろん、百鬼夜行学校の授業はどれもとても大事な内容ばかりで、本当ならすべての授業に出席するべきだ。
 でも、こう見えてウゾは結構長い年月学校に通っている。本番の百鬼夜行のための仮免許試験には遅刻ばっかりして合格できないでいるが、一度は聞いたことのある授業が結構あったのだ。



 季節はすっかり冬になっていた。
 キョウトの冬は厳しい。底冷えがする。ただ気温が低いというよりも、足元に氷でも埋まっているのじゃないかしらと思うような冷え方なのだ。

 ゴショ近くの神社の井戸の中に住んでいる齢千余年というオバケガエルは、確かにキョウトの地下には巨大な水瓶が埋まっているのだという。その水瓶から少しずつ水を地上に送り出してくれているのが、水瓶の主・マンネンガエルだ。
 ニンゲンたちはこの水瓶の水によって生かされていることを十分には理解していない。

 その日の朝、ウゾの棲むタダスの森にはうっすらと霧が漂っていた。
 ウゾはえいっと起き上り、オニ体操を始めた。ニンゲン界ではボンオドリ、ふぉーくダンス、らじお体操、それにヨウカイ体操などなるものが時として流行するが、全てはオニ体操の影響だ。オニ体操こそが本家本元なのだ。一日の始まりに体操をして、身体をほぐし、自然界から鋭気を取り入れ、その日の無事を祈るのだ。
 それからウゾは今日もまた、あの暗い森の中に出かけた。

 サクラちゃんはバイクに轢かれた時にはまだ生きていた。でも、ひき逃げ犯はすぐに救急車を呼ぶこともせずに、サクラちゃんの身体を運び、森の中で首を絞めて殺してしまった。サクラちゃんは暗い土の下に埋められていたのだ。
 サクラちゃんの記憶はその辺のところ曖昧で、首を絞められる前に死んでいたような気がする、というのだが、何よりもすぐに救急車を呼んでくれていたら、サクラちゃんは助かったかも知れないのだから、首を絞めても絞めなくても、酷いことには違いはない。

 何よりも小さな子どもを不案内な森の中、人目のつかない土の下に埋めてしまったことは、死者への冒涜で、鬼からすると何よりも残酷極まりないことだった。そのせいでサクラちゃんは目も口も耳も塞がれて、死んでしまった自分を見つけることができなくなり、ジョウブツへの道を閉ざされようとしていたのだ。

 ウゾはサクラちゃんのお母さんに約束をした。必ずサクラちゃんをひき殺した犯人を見つけて償わせるから、と。お母さんは、サクラちゃんを殺したひき逃げ犯を呪って、自分はジョウブツもできずにこの世で苦しみ続ける本当の悪鬼になろうとしていたのだ。
 サクラちゃんには、ひき逃げした犯を捜してあげるね、とは伝えていない。お母さんと約束をしたことも。

 丁度、サクラちゃんはこの冬の間、学校以外にキョウト中の花や木の根の面倒を見るという大事な仕事に追われていた。これは百鬼夜行学校の鬼教官・タタラが、規則破りをしたサクラちゃんとウゾに課した罰則なので、本当はウゾも手伝わなければならない。でも、何かを察しているらしいサクラちゃんが、彼女のものすごい人脈(?)を生かして、あっという間に仕事を片付けてしまうので、ウゾの出る幕がないというのが現実だ。

 サクラちゃんはちょっとしたことも見落とさないようにと、一生懸命、花たちの面倒を見ている。花たちがサクラちゃんに心を開いていくのがウゾにもよく分かる。
 何故なら、ウゾには花たちと話ができるという特別な力があるからだ。
 もちろん、花たちは気難しいので、気が向かなければ答えてもくれないけれど。

 毎日、ウゾはサクラちゃんが埋められていた森へ行く。現場百回、という言葉があるが、ウゾは一千回だって通うつもりだ。
 犯人捜しを始めてからウゾにも分かったことがある。鬼だったら、魔法のような特別な力を使って犯人なんてすぐに分かるかというと、全然そんなことはないということだ。
 シンジツに辿り着くためには、鬼だって、ニンゲンだって沢山頑張らなければならないのだ。

 現場に百回行っても新しいことはなかなか見つからないけれど、毎日毎日通っていると、その場所にだけある特別な何かを感じるようになっていく。
 ここにはサクラちゃんの匂いが残っている。そしてそれに重なるように、もうひとつ、微かな匂いがある。
 花の匂いなのか、それとも別の匂いなのか、複雑すぎてウゾにはよく分からない。

 森に向かう途中、ウゾはいつもナカラギの桜の並木道に立ち寄る。
 キョウト植物園の近く、カモガワ沿いに並ぶナカラギの桜たちは、春ならばいつもやさしくウゾに挨拶をしてくれる。でも冬のこの時期、桜たちは忙しく身を護っているので、ウゾに気が付く余裕がない。

 ニンゲンは、花たちは咲いている時が一番美しく、一番働いていると思っているかもしれないが、実際には花以外の時期の方がその中身は美しい時もあるし、もっともっと頑張っている時もある。彼らが一番忙しいのは花を開く少し前だ。
 今はまだ蕾は固い。代謝を低くして、じっと耐えるのもまた大変なのだ。ウゾはそれぞれの木の邪魔をしないようにゆっくりと様子をうかがいながら歩いていた。

「あれ?」
 その時。
 ウゾは目を閉じて鼻をヒクヒクさせた。まだ匂いを秘めているナカラギの桜たちの気配の中に、別の花の匂いを見つけたのだ。
 匂いは、川沿いに並ぶ桜の木々のずっと先の方からほんのわずかに香るだけだ。ともすれば冬の風に巻かれて、川に沈んでしまったり、山の彼方へ吹きあげられてしまう。ウゾでなければ気が付かなかっただろう。
 冬に咲く花は少ない。だから近付く前からウゾにはある程度予想がついていた。
 案の定、橋を渡って少し歩いた先に咲いていたのは、エリカの花だった。

 その花の前に、一人の女性が立っていた。
 女性というよりも、まだ少女だ。ニンゲンで言うなら十代の半ば、高校生くらいだろか。白い肌は透き通るようだったが、少し血管の浮いた頬は幾分か荒れていた。ゆるく三つ編みになった淡い茶色の髪が、右の肩に触れて震えていた。痩せた細い身体で、ふんわりとした白いワンピースのようなものを着ていなかったら、本当に消えてしまいそうなほど頼りない。

 少女はすっと細い手を伸ばして、エリカの花に触れた。その指先が微かに光る。
 ようやくヒガシヤマから顔を出した太陽の光が跳ね返ったのだと思ったが、ウゾが見た光は、まるで蛍のようにぽわんと光っては消えて、また弱い光を放っては消え入った。

 ウゾは、エリカの花の精かしらと思った。少女は幻のように美しかったからだ。花の精も色々な姿を見せるので、ウゾにもつかみどころがない。
 ほんの微かに、ウゾの知っている何かの匂いが鼻の側を通っていった。ウゾは、その匂いを追いかけるように、少女の細い腕へと視線を移動させた。
「あ」
 ウゾは思わず声をあげてしまった。

 少女の腕からは異質な細い管が伸びていた。それを目にしたとき、ウゾはしまった、と思った。
 その時にはもう少女と目が合ってしまっていた。
 ウゾは彼女に近づきすぎていた。まさか少女が鬼を見ることができるとは思っていなかったのだ。いや、花の精ならウゾを認めても不思議ではない。一方で、普通の人間なら鬼を見ることはない。

 やばい。こんなところでニンゲンに見咎められるなんて! 罰則どころの騒ぎじゃない。
 もう遅いのは分かっていたけれど、ウゾはくるりと踵を返して、脱兎のごとく逃げ出した。
「あ、待って!」
 後ろから少女の頼りない声が追いかけてきたが、とても立ち止まることなんてできなかった。



連作短編【百鬼夜行に遅刻しました】冬・エリカ(1)→つづく

短めになっちゃった。しかも思い切り「出だし」のみ。
あまり先にならないように更新したいと思います(*^_^*)
この冬で、サクラちゃんの死の事情が判明し、春ではウゾの秘密がついに明かされる! かな?
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Category: 百鬼夜行に遅刻しました(小鬼)

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コメント


こんばんは~。

サクラちゃんの考え方が好きですね。鬼にしか出来ないことか~、そういうふうに考えるって大事なことだと思います。不幸な出来事があったのに、それに流されてしまわないのはとても素敵な事だと思います。
ウゾくんとはとても良いコンビだと思います。きっと2人共ちゃんとやるべき事をやって、最期にはジョウブツ出来るんだろうなぁ・・・そんな気がしました。
だってサクラちゃんのために随分と頑張っているようですから。この努力は報われて欲しいとサキは思っています。
でもウゾくん、もうすでにサクラちゃんの尻の下に敷かれているような・・・。
変な表現かもしれませんが、ホノボノとしたものを感じてしまいました。

エリカって冬の花なのですか?サキは見たことがないような気がします。
その花の傍に立つ謎の少女。指先がぽわんと光り消える様子、その美しさを想像してしまいます。
鬼であるウゾくんが見えている様子ですし、腕から伸びる細い管は彼女がいっそう人間では無いものであることを感じさせますす。まるでチョウチョかガの精のようにも思えます。ウゾくん、逃げ出してしまったようですが、「あ、待って!」の声が・・・。
久しぶりの更新に興奮しています。

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2016/05/07 23:11 [edit]


ふむふむ

こんばんは。

ゴールデンウィーク、みなさん執筆が進まれたのか、どこもかしこも新作目白押しで、コメントが追いつかない〜!

久々のウゾくんですが、ますます彩洋さんの筆が冴え渡っていますね。
サクラちゃん、ジョウブツするつもり、もしかして皆無?
オニとして研究ライフを楽しむのもいいかもと納得している私って。

彩洋さんの庭仕事で培われた植物に対する深い理解と京都への親愛の情が見事に融合して独特の美しい世界を作っているなあと、すっかり楽しませていただいています。

そうそう、花が咲く頃って、みんな見上げて「今が一番」って思うんですけれど、本当はその前に植物はフルスロットルで準備しているんですよね。その感じ、よくわかるなあ。

そして、エリカですけれど、ヨーロッパの荒野に咲く花のイメージが強くて、しかも生の花でもドライフラワーでも今ひとつ違わないイメージだったので、幽玄たる京都に出てきたのは意外でした。そのエリカも彩洋さんの手にかかると素敵な花になりますね。

ウゾがばっちり見えているこの女性は、誰なんでしょうね。そして、サクラちゃん殺害の下手人はみつかるのか。

次回も楽しみにしています。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2016/05/08 01:54 [edit]


サキさん、ありがとうございます(^^)

久しぶりのウゾくん、しかも中途半端ですみません(..)
Stellaの締め切りに間に合わない~と必死になっちゃいまして。
またまた間が開いちゃったので、説明部分が多くなって、ちょっと反省ですが、とりあえずとっかかりは出来たかしら。と言ってもこちらは短編なので、うだうだとは続きませんので、またお付き合いくださいませね。
あ、サクラちゃん、回を追うごとに逞しくなっていっていますね。前回の『秋』ではお母さんのためにと健気な少女の面が出ていましたが、しかも名前の漢字が出た途端に、皆様にいささかネタバレした感もなくはないのですが、基本は逞しく前向きな少女。環境には屈しない、何があっても強く咲く、そんな雑草のイメージで生きている子です。
ウゾくんとの組み合わせ、確かに良さそうですね。涙もろくてたくましい少女と、気は優しくて軟弱な面もあるけれどやるべき時は頑張る少年。まさに理想の組み合わせです。それに、ウゾくんは男の子ですからね。女の子を守りたいのですよ(気持ちの中では)。そして、最後にジョウブツが待っているのか! それはもう、最後のお楽しみに(*^_^*)
あ、ほのぼの、感じていただけますか。うん、このお話、平気で「死」に関する言葉がばんばん出てきて、まぁそういう話ので仕方がないのですが、ある側面からは殺伐感も無くはないのですが、そこを彼らが救ってくれていますね。

エリカは外来花なので、キョウトにはふさわしくないような気もしたのですが、真冬に咲くと言えばこれかしら、と思いまして。こんな寒いのにぽん、と明かりがともったみたいに咲いているので、この物語のイメージに合いそうでした。
この花の精のような少女が何者か、それは次回すぐに出てきますが、ここに色んな気持ちが絡み合って、そしてサクラちゃんの死の真相にも迫っていきます。そうかぁ、蝶か蛾のの精、なるほど、そうなっていくかもしれませんね。
また読んでいただけると嬉しいです(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2016/05/08 10:48 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

> ゴールデンウィーク、みなさん執筆が進まれたのか、どこもかしこも新作目白押しで、コメントが追いつかない〜!
おぉ、そう言えばそうですね。皆さん、結構出かけることなく過ごされたのでしょうか。私は職場と家とを往復していただけで終わっちゃったけれど、久々のウゾくんは、実はかなり前に書いた部分なのです。もう少し進めてからアップしようと思っていたのですが、この先の切りのいいところまでは書けなくて、結局短くなっちゃいました。Stellaの締め切りに間に合わせたくて。【海に落ちる雨】が予約投稿になっているので、加減を忘れちゃってたのですね。すみません(@_@)

サクラちゃんは女の子の逞しさを体現していますね。ジョウブツするつもりがあるのかないのか、とりあえず「今」を生きる!って感じかも? このいまいる世界でやるべきこと、やりたいことを見つけちゃうのがサクラちゃんなのかもしれません。それがジョウブツよりも楽しかったりして?
> オニとして研究ライフを楽しむのもいいかもと納得している私って。
ほんとだ(^^) すごい研究者になりそう(^^) 鬼のために教科書を執筆? で、人間界にも出版されたりして。

> 彩洋さんの庭仕事で培われた植物に対する深い理解と京都への親愛の情が見事に融合して独特の美しい世界を作っているなあと、すっかり楽しませていただいています。
有難いお言葉です。ここに出てくる花って、確かにみんなうちの庭の花ばかりなのですけれど……実は適当な私が適当に植えて、勝手に花が頑張っているという感じで、わたしたっらほとんど手入れもしていないのですよ。ひどいなぁ。でもこうして庭に植えてあるのを見ていると、花って実はすごくたくましいという気がします。そして、咲いていない時にこそ、気合が入っているような気もします。あ、私はやっぱり「あ、いつの間に咲いたんだろ」ってことはよくありますけど……
そして京都ですね。うん、京都には今見えている部分、そして私が住んでいた時に見ていた景色、さらに1000年の間に降り積もった景色が重なっているのですよね。その重なりがいいのかもしれません。なじみの場所なので、地図を調べなくても書けるのは有難いような気がします。

> そして、エリカですけれど、ヨーロッパの荒野に咲く花のイメージが強くて、しかも生の花でもドライフラワーでも今ひとつ違わないイメージだったので、幽玄たる京都に出てきたのは意外でした。そのエリカも彩洋さんの手にかかると素敵な花になりますね。
そうなんですよ。今回もともと忍冬(すいかずら)を使う予定だったのですが、忍冬って花は冬じゃないんですよね。言葉のイメージからこれかな、と思っていたのですが、やっぱりこのシリーズとしては咲いていてもらわなくちゃ。荒野に咲く花! あぁそうなんですよね、確かにそうだなぁ。上手くその辺、組み込めたらいいなぁ。ドライフラワーでも変わらないってのはある意味、いいイメージかもしれません(^^) うん。
今回は3回分くらいですが、またStellaに載せられるように、あまり先にならないうちにアップしたいと思います(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2016/05/08 11:09 [edit]


こんばんは。
Stellaご参加ありがとうございました!

やっと読めました(^^)/
これは続きが気になりますねー!
腕から延びる管って、絶対に怪しい!
……あ、それとも病院の器具とか、そういう系かしら。
真相が気になります。

サクラちゃんは、ウゾ君の科目の把握までしていて、とっても優秀な子ですね!
少ない勉強時間で効率よくやっちゃうタイプなんだろうな。

それから、京都の冬って寒いのですね!
てっきり暖かいのかと思っていました。
どんな感じの寒さなんだろう。
一度、冬の京都に行ってみたいものです。

それと、私のブログのほうに下さったコメントのことは、ちょっと驚きでした。
それにとっても嬉しかったです!
何かファンアートとして描いてみようかな。なんて

スカイ #- | URL | 2016/05/22 01:54 [edit]


スカイさん、ありがとうございます(^^)

> Stellaご参加ありがとうございました!
いえいえ、編集ご苦労様でした! そして、素敵な表紙も楽しませていただきました。
それからウゾくんのお話も読んでいただいてありがとうございました。そろそろ決着をつけなくちゃならないので、Stellaへの連載ということで頑張ろうと思っています。次号では冬を終わらせて(夏号なのに!)、その後は春の解決編です。
あ、腕から伸びる管は、はい、御推察通りなのですが、その事情は次回に語られます。
また読んでやってくださいませね。
そして、サクラちゃんのイメージはちょっと泣き虫なハーマイオニー。優秀なんだけれど、どこか抜けていてお茶目で、そしてシンパシーのばりばりある子。彼女にも実は小さな秘密があるのですけれど、それは、以前、彼女の名前の漢字を出したところで、皆さんにはちょっとばれてるかも……

> それから、京都の冬って寒いのですね!
> てっきり暖かいのかと思っていました。
そうなんですよ。多分、スカイさん始め、北海道の人が来られたら、暴れると思います?
以前旭川の人が大阪のうちに来た時も、寒い寒いと大騒ぎしていました。もちろん、現実には全然北海道のほうが寒くて当たり前なのですが、建物の中については、北海道って冬は半端な暖房じゃだめで、建物の中はこれでもか!ってくらいに暖かくしてあるじゃないですか。でも関西の家って、まず暖房がセントラルヒーティングってことはないので、部屋の中は暖かくても、廊下は北極だったりします。だから家の中は結構寒い。
そして、京都です。京都はお釜みたいな盆地なので、夏は暑くで冬は寒いのです。私、神戸に来てから、ここは何て冬が暖かくて夏が涼しいんだろうと感心しました。神戸に来たら、冷暖房の器具がひとつずつ要らなくなりました。
京都って、実際の温度よりも体感温度が低いんですよ。底冷え、というのが当たっています。でも、その京都の冬は、祇園の灯りも暖かくて、それはそれで風情があります。あ~今は外国人観光客だらけで、大変ですけれど。

> それと、私のブログのほうに下さったコメントのことは、ちょっと驚きでした。
> それにとっても嬉しかったです!
> 何かファンアートとして描いてみようかな。なんて
わ。でも、そうなんですよ。何だかイメージがスカイさんの描かれる世界なんですよね。
ウゾさんは何ておっしゃるかしら? いや、多分、あ~なるほどって言われると思うのですよね。
え? スカイさんの絵が?? うっわ~、それはかなりうれしいかも!
でも本当に、イラストを描かれる方って、すごくイメージの世界を作り上げるのがお上手ですよね。視覚的に世界を生み出す能力があるんだろうな。スカイさんのイラスト、ファンタジーな世界にぴったりで、大好きです。
コメントありがとうございました!!

彩洋→スカイさん #nLQskDKw | URL | 2016/05/22 09:26 [edit]

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