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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【旅2017・スペイン】(2)古代イベリア半島最大の都市・タラゴナの遺跡とカテドラル 

博物館屋上からの景色1
前回ご紹介した円形競技場が右の海の脇に見えています(ちょっと木の陰になっているけれど)。
ここは円形競技場から徒歩ほぼ2分ほどの、というのか、坂を登ったらすぐにある、考古学博物館の屋上から見た地中海。何となく水平線が丸いですね。
まだこの日、微妙に空が曇っていたのと、海からの風が気持ちよかったので、この時点ではまだ元気だった私……
プレトリ
まず、円形競技場からの坂を登ったところにこの塔のある建物が目に入ります。看板には「プレトリ」「シルク・ローマ」。紀元前1世紀に建てられた長官公邸(プレトリ)に、なぜか円形競技場が横にひっついている。といっても、こちらの円形競技場は、2頭馬車による競技が行われたと書かれているものの、残っているのはごく一部で、ここを走っていましたよ、という跡が見られるのみでした。
シルク・ローマ遺跡の上から
こちらは上の塔のある建物に登ったところから考古学博物館を見たところ。遺跡の一部は屋根もなくて、敷地内にアパートが建っていたりします。アパートの壁に遺跡の絵が描かれているのが興味深いですね。それも一部なんですが、こんな円形競技場があったのよ、ということでしょうか。
博物館の屋上から2
逆に考古学博物館から塔のある建物を見たところ。アパートの奥が円形競技場の跡らしきところ。
建物の屋上
異国に来ると、こういう屋根の上を見て生活の一部が垣間見えるのに興味津々。こんな屋上、素敵だけれど、うちにもまぁまぁの大きさのベランダはあるのに、こんな優雅に使ったことないなぁ……掃除しようにも暑いし、蚊も飛んでるし。そう言えば、こちらは蚊はいそうにないですね。いるのかな?
考古学博物館屋上
その考古学博物館の屋上ですが、上に登るのには階段もあるのですが、こんなスリリングな?エレベーターもあります。建物は十分に古代のものなのですけれど。
さて、ここのメインになるのはこの通路でしょうか。
シルク・ローマ通路
考古学博物館の1階部分(もしかして地下?)にあるのですが、説明文を読んでも「ローマ時代の円形競技場にあるアーチ型天井部分、としか分かりません。この通路の脇には5つの小部屋があります。説明文によると、この遺跡はローマ時代後半からは使われず放置され、その後13世紀からはゴミ捨て場として使われたり(この時、天井部分に穴を開けた際に、鉄くずや動物の骨が発見されたとのこと)、また軍の倉庫に使われていたこともあったよう。
やっぱりゴミ捨て場にするのね……
もうひとつおまけ。
シルク・ローマ通路2
ちなみにシルクローマと考古学博物館は中で繋がっていて、どちらからでも入れるみたいです。
引き続き町を歩きながら、今度はローマ時代から続く城壁を見に行きます。
その前に、近くにカテドラルがあったので、遅ればせながらご挨拶に伺います。そうそう、初めての街に行ったら、流儀と礼儀として、とりあえず日本国内なら土地の神社に、海外なら教会に行くのですが、今回は古代の遺跡から出発してしまいました。
カテドラルの中
内部の中央部分は比較的シンプル。脇廊下の礼拝室の並びはそれなりに煌びやかでしたが。
こちらのカテドラルは12世紀に着工、15世紀に完成した大聖堂。そうか、サグラダ・ファミリアが特別ってわけじゃないんですね(1882年に着工、現在、135年経過……噂によると2026年、ガウディの没後100年には完成する予定だとか)。
時間がかかっているからか、ロマネスク、ゴシック、バロック様式が混在、さらにイスラムっぽい回廊まであります。
カテドラルファザード上半分
ファザードはとりあえず、ロマネスクっぽい? っていっても、私、あんまり建築様式がよく分かっていませんが……ロマネスクは窓が少ない感じで、ゴシックはステンドグラスとかいっぱいあって(壁面積が小さい)、バロックはごちゃごちゃ~という感じ(わぁ、建築関係の人に怒られそう…・・)
カテドラル正面
ファザードの下部にようやく聖人が並んでいる彫刻が。
カテドラル祭壇
祭壇は煌びやかですね。こちらにはタラゴナの守護聖人、サンタ・テクラの生涯も描かれているようです。
カテドラル祭壇脇のレリーフ
中庭に出て行ってみます。
カテドラル中庭
だんだん空が青くなってきました。この時点では、空が青い方が写真写りがいいなぁ~なんて満足していたのですが……
カテドラル回廊の小部屋の天井
回廊を歩いていると、小部屋が脇に並んでいて、中に色々と展示されているのですが、何よりもこの天井に感動。日本のお寺の花天井みたいですね。この文様にはイスラムの影響も感じられます。
回廊とカテドラル
中庭で寛ぐような天候ではなくなってきました。
カテドラルを出て、町を歩きながら城壁の方へ向かいます。正確にはこのカテドラルも城壁に囲まれた中にあるのですが……
城壁に囲まれた古代タラコ
模型を見るとよく分かりますね。右上の方にカテドラルがあります。
たちあおい
さて、日差しがきつくなってきました。タチアオイの葉が光る様を見て、あ~なんか夏だわ~暑いわ~と気がつきました。
長くなるので、タラゴナはあともう1回、続きます。次回は城壁とForum Localです。
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Category: 旅(あの日、あの街で)

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