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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【2017誕生日】『玉置浩二、すげ~!』と春の花と内田康夫さん 

たまきこうじ
行ってきました。初・玉置浩二・生です。
別に誕生日だからというのでもなかったのですが(正確には当日ではありませんでしたが)、以前から気になっていたナマ玉置浩二に行ってみたわけです。たまにね、ファンではないけれど、観に行きたい・聴きに行きたいってのありませんか? 私にとっては玉置浩二がその一人でした。ナマで聞いて外れのない歌手といえば、真っ先に名前の挙がる歌の上手さらしい、と。
実は、1枚だけCDを持っていたんです。
安全地帯の『出逢い』……火曜サスペンス劇場のエンディングに使われていた曲なのですが、大好きで。

実はこれ、以前に記事に書いたことのあるシンフォニック・コンサート(オーケストラバックにポピュラーの歌手が歌う)のひとつ。
【フミヤさんのシンフォニックコンサート】
いや、聴き応えありました。低音部はかなり低いところで押えながらもずっしり(ちょっとだみ声っぽいのに)、そして何より高音部の声の分厚さ。
高音部が分厚いってことは、ファルセットじゃなくても地の声であそこまで上がっていて出ているって事ですよね。ぽんって、あの高さの正確な位置に駆け上がれる声は、やっぱりすごい。いや、ファルセットの時も綺麗なんですけれど。

分厚さを特に感じたのは、『夏の終わりのハーモニー』……井上陽水はもちろんいませんが、ハモりの部分で物足りなくないんですよ。それどころか、一人でハモってるんじゃないかと思うような厚み。
しばしばマイクを外して歌っていたけれど、気にならないほど通る声で……いや、すごい。
しかも、この人の歌い方って、語ってますよね。
折しも、先日書いたお話の中で「歌は語りのように、語りは歌のように」って言葉があったのですが、これ、多分、なんかのコンクールの時に審査員の人が言ってたんですよね(たぶん、というよりも私が聞いているんだから、ほぼ間違いなく民謡関係)。
あぁ、ほんとだ、語ってるわ。歌なんだけれど、語っている。だから、届く。
上手いというのは、この表現力のすごさもあるんだろうなぁ。ただ正確に歌うというのではなく。

1970年代(1975かな)にポピュラーミュージックのコンクールに出た旭川出身の安全地帯。
この時、優勝したミュージシャンが「安全地帯という恐ろしい中学生バンドがいたのを覚えている」といっていたそうな。
その優勝者というのが、中島みゆき。どんな時代だったんだ……

私、最近気がついたのですが、いい声の歌・唄を聴くと、なんかにこにこしちゃうんです。民謡のコンクールでも、好みの声に出会ったら、勝手に頬が緩んでにこにこにたにたしているという(端から見たら、ちょっと気持ち悪いかも)。
最近では、IL DIVOがそれでした。もうコンサート中、勝手ににやにや……
だから、今回もなんかにこにこしちゃって。

仕事終わってから大阪まで行ったので、ちょっと遅れてしまって数曲聞きそびれてしまったのですが、お目当ての『出逢い』は聴けて、ここではじわ~と涙目になっておりました。
この曲、今数えたら、たった107文字なんですよ。ツイッターより短い!
(連絡はないけど 元気でいますか……うぅ、泣ける。そして、「あなたを、あいしてる」で必ず泣く……単純な言葉なのに、やっぱり「語り」なんですね)

最近の曲って、歌詞が過剰な気がしますが、大事な事って少ない文字で伝わるんですね。
そう言えば、今年の津軽三味線の大会で、審査員長の講評で「音が多すぎる」って言っていたなぁ。もっとシンプルに、一音一音、大事にしろって事なんだろうな。
(夕さんのところでコメントにも書いたのですが)上手い人ってね、普通の何気ないところで上手いんですよ。難しいことしていないのに、その差は歴然としている(三味線なら、糸合わせ=チューニングだけでも分かる)。ついでに、難しいこともさら~っとやっちゃうので、難しいことしているように聞えないんですけれどね。
でも、基本は、音締め・音澄み、という音の美しさ、ですね。それがナマで聞くと本当にすごくよく分かる。

ほんとに堪能いたしました。
3階で遠くから見ている状態だったのですが、なんか、姿が神がかってましたよ。
でもMCが全然無かったんですよ。黙って歌だけ聴いてくれ、ってことかな。欲を言うと、ちょっとくらいしゃべって欲しかったな。
あと、オケにもっと冒険させて、アップテンポの曲をもうちょっと増やして欲しかったかなぁ……『田園』のラスト部分、しびれましたし。

東大赤門
話は変わって。
昨日は日帰りで東京でした。東大で研究会だったんですが、何度か行っているし、親しい友人が東大生だったのに、なんとこの度初めて赤門を見ました(^^) ほんとに赤い……
東大構内
構内のベンチ。ベンチまで哲学してる……どこに座るか、かなり迷います。
こぶしと桜2
そして、こぶしとサクラのコラボです。
こぶしとサクラ1
東京の桜の開花宣言もありましたしね。でも、うちのはまだようやく彼岸桜が咲いたところです。
サンシュユ1
うちのサンシュユもだいぶ大きくなっていますが、こちらは見事な木。
サンシュユ2
うちの家では、春の花は一番が赤いマンサク。二番がサンシュユと黄色いマンサク、そしてボケと梅。
これからしだれ桜が咲くまでは、春の花が順番に咲いていく、贅沢なひとときです。


追記

さっき、知ったのですが、内田康夫さんがお亡くなりになられたと……
そうかぁ、なんか、浅見光彦が永遠の33歳なので(一度34歳になったんだったっけ?)、作家さんまで若いように思ってしまっていたけれど、そんなはずはないですよね。それくらい、浅見光彦をこの世に送り出して、あれだけの作品を書き続けてこられたパワーがすごかったと言うことなんですね。
一時、新幹線の友は必ず浅見光彦だったのです。日本人にありがちですが、この水戸黄門の印籠にも匹敵する伝家の宝刀を抜くシーン(兄貴が刑事局長とばれる)が、ちょっと「きたきた!」って感じで(大阪の人間、よしもと新喜劇で次の笑いを予想して待っていますからね。しかも、ちゃんと予想通り来ないといやなんですよ)……それに何より、日本全国津々浦々、旅先の風物の描き方が本当に愛に満ちていて、私の中では探偵小説でもあり、旅ガイドでもありました。
それに、社会のひずみを織り込まれた作品も多くて、それを作品に取り込むことで、常に何かを教えてくださっていた気がします。
初めて『天河伝説殺人事件』の映画を観てから(今でも、私の浅見光彦は榎木孝明さん)もう随分経つんだなぁ。今でも、あの映像美とストーリーの美しさで、私の中の神棚に上がっている物語です。
ちなみに、ピアノも弾かれたんだとか。ほんとに、ダンディな方だったんですね。

あの世に行ったら、お会いしたい人がまた増えちゃったよ。
素晴らしい作品の数々を遺してくださって、ありがとうございました。

残念ながら『出逢い』は出てきませんが。
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Category: あれこれ

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コメント


Happy Birthday!

三回目だけれど、めでたいことは何度言ってもオーケーですよね?
楽しく充実したお誕生日を過ごされたでしょうか。
って、お休みになれたのでしょうか、今日は。

自分へのお誕生日プレゼント!
いいですねぇ。頑張って一年生きたんですもの、ご褒美、ご褒美。
この歳になると、一年一年、自分を労わないと。

玉置浩二って、今、こういうビジュアルになっていましたか。
私が見ていたのって、どんな昔なんだろう。

語るように歌うのって簡単なようでとても難しいと思うんですよ。
メロディだけ素晴らしくても歌詞と合っていないと、その言語としてきちんと聞こえないということもありますし、反対もまた心に響かない。
テロップで確認できない生では、やはり歌い手とそれに歌そのものの違いが表れてくるのですよね。

それと思うのは、たぶん本当に上手い人というのは三十歳になったからとかそういうのではなくて、中学生であろうが、アイドル時代であろうが、関係ないのでしょうね。そして、そういう方が結局六十歳、七十歳になってもずっと第一線にいられるんだろうなと。ちょっと思いました。いいコンサート、よかったですね!

そして、赤門。
初めて見ると感動しますよね。「ほんとうに赤いとは!」って(笑)
これ、東大生になって初めて潜ると、また別の感慨があるんだろうな、きっと。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2018/03/18 06:49 [edit]


Happy Birthday!

ちょっと遅れましたが、お誕生日、おめでとうございます!
おっと、「すでにめでたい回数ではない!」という反応は、ナシですぞ。誕生日はいいものです。

コンサート、いいですね。
なんか最近、コンサートも演劇も、ライブ的なものはなにも見れていないなぁ。
玉置浩二(安全地帯)といえば、初期の作品「ワイレッドの心」「恋の予感」「悲しみにさよなら」が大好きで、カラオケでよく歌っていました。歌のへたっぴさはお察しですが、あの人の曲って、歌っていて気持ちいいんですよ。なんか、上手くなったような気がして。素人にもそう感じさせる、楽曲の魅力があるんだろうな。

東大の赤門、初めて見たのは学生時代(もちろん東大生ではありませんがw)に上京したときでした。なんか、ちっさい門だなぁと思いましたが、いわゆる「狭き門」だったということですかね(笑)

お誕生日のコメントに不謹慎ですが……

『天河伝説殺人事件』の映画、たしかに映像美でしたね。薪能の舞台で事件が起きるところとか、印象的だったなぁ。

そして訃報といえば、ホーキング博士も亡くなっちゃいましたねぇ。
惜しい人がどんどんいなくなっちゃう。私もあっちに行ったら、カール・セーガン博士やホーキング博士にお目にかかりたいです。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2018/03/18 23:29 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

夕さん、何回もおめでとうの言葉を頂いて恐縮です(o^^o)
そうですね、なんかもうお祝いしてくれる人もあまりいなくなっていますから、何回言って頂いても嬉しいことだと有り難く思います(o^^o) えっと、誕生日は東京にいて、研究会に出て、日帰りで帰ってきました。なんか普通の日でしたね。でも誕生日ってたいてい普通の1日ですよね^^; 
しかも新幹線の中で中途半端に寝ちゃったので、帰ってから眠れなくて、起きたら昼だった~
なんか中学生みたいになっていますね。

そうそう、玉置浩二のビジュアル、かなり「神」の域に近づいていますよね。長く続いている人って言うのは、なんか、だんだん神がかっていくんですよね。時々思うんですけれど、日本って、誰でも「神さま」にしちゃうじゃないですか。ご先祖様も、ただ長生きした人でも、ちょっと特別な才能がある人、何でも神さま。これってある意味、正しいのかもなぁと思ったりしました。
若いときからちょっとムードがありましたけれどね~まさかこうなるとは、かもしれませんね。

語るように歌う、ってのは、メロディを外して語りかけるように歌うってことではないし(それもありだけれど、それだけではダメで)、そういうタイプの歌だからそう聞こえるというものでもないですよね。夕さんのおっしゃるとおり、簡単じゃない。言葉が響くように歌わなければならないけれど、あまりにも過剰だったり説明しすぎてもだめで、メロディと言葉って本当に釣り合いが大事なんですね。
そう言えば、TVでテロップが出るようになったのはサザンオールスターズの『勝手にシンドバット』の影響だって聞いたことがあるように思うけれど、ほんとかなぁ。何しろ歌詞が意味不明なのでテロップが必要になったとか。その前からあったようにも思うけれど、確かにあれは意味不明に意味がある歌なのかも?

そして、仰るとおり、歌の上手い人って、本当に「gift」なんですよね。もちろん、それだけでプロとしてやっていけるかどうかは別の話なのですが、天から素晴らしい授かり物をもらった人って確かにいるんだなぁ。でも、神がかるには年齢は必要かも?
民謡でも70越えた人とかの歌聞くと、別の意味で凄みを感じる。何というのか、酸いも甘いも乗り越えて妙に「枯れて」いるんですよね。で、こういう枯れ具合って、たまに聞くとすごくいいんですよ。そう言えば、スペイン旅行中にフラメンコで歌ってたおばちゃん(おばあちゃん?)も、神がかりの域に達してる人だったなぁ。
giftをもらった人は、長く続けて、神がかりの域に達して、私たち凡人を楽しませて欲しいものです。

「赤門」……そうそう、本当に赤いとは! ですよね。朱は魔除けの意味なんですよね。「簡単には入らせないぞ」と?
中もだいぶ年季が入った建物で、学生時代を思い出しました。うちの大学はもうとっくに建て替えたので、あんなすごいムードは残っていませんが……ありゃ、出るな(?) というのか、今や我々の業界も売り手市場な面がありますが、こういう建物を見ると、某小説(ドラマ)とかに出てくるあんな話やこんな話に信憑性があるような気がするなぁと思ってみていました。あちこち工事中になっていましたけれど。

またひとつ歳もとったことだし、先も見えてきたし? もう少し計画的に生きたいなぁと思うこの頃です。
コメントとお祝いのお言葉、ありがとうございました。

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2018/03/19 00:59 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

> おっと、「すでにめでたい回数ではない!」という反応は、ナシですぞ。誕生日はいいものです。
あ。先に言われちゃいました。この歳になるとね、やっぱ、そうなりますよね~。これが逆に90位を越えると、ものすごくめでたい気がしてくるから面白いものです。100を越えたらますますめでたい。でも平均寿命以下でいいや。
ただ、周りの人に感謝をしなければならない日だということはしみじみ思う年回りになってきました。

TOM-Fさんのカラオケレパートリーでしたか! というのか、カラオケの歌選択なんて辺りからも年齢がしみじみ感じられますね(お互いに)。
考えてみれば、こういう曲を作ったのも、彼らがものすごく若いときですよね。ほんとに、しみじみすごい。すごい歌を書くのに、年齢は関係ないんだなぁ。たしかに、残る歌、親しまれている歌、っていうのは、シンプルで、あんまり複雑なコード進行じゃなくて、メロディも繰り返しがメインであまり長くない、みんなが歌いやすかったりするんですよね(そして逆に粗も目立ちやすい^^;)。それでいて、どこかに想像の余地、歌い手が自分の感情を預ける余地を残してあるんですよね。
「ワインレッドの心」ってやっぱり名曲ですよね。

そうか、東大の赤門。確かに、小さい門、といえますね。今回はお上り状態で見て写真撮ってましたが、受験生から見たら、まさに小さい門なんですね。京大もそうですが、やはり帝国大学はなんか凄みがありますね。老朽化で立て替えが必要だと思うのですが、結局、県立の建物よりも国立の建物の方がぼろくても立て直しに時間がかかっている気がします。お金の問題って、ほんと、尽きないなぁ。
そして、『天河伝説殺人事件』の映画、TOM-Fさんの審美眼にもかなっていて良かったです。あれ、当時、友人が浅見光彦シリーズのファンで、見なさいと勧められたので見たのですが、市川崑監督の映像へのこだわりにすっかり嵌まりましたね。少し、白黒映画にも近い、セピア感みたいなのがあって、その中で色合いの濃い部分(TOM-Fさん仰るところの薪能も含めて)の印象が強く残るんですよね。

あぁ、そうそう、ホーキング博士もでしたよね。あの方に関しては、神は身体の自由を完全に奪いながらもよくぞあの天才の脳を生かしていてくれたものだと、「神の見えざる手」を感じます。
カール・セーガン! 中学生の頃から、私のヒーローでした。実は、講演会に行ったことがあるんですよ。大学生だったかな。京都の国際会議場で、同時通訳つきでした。文句なしに、彼の著作は私の本棚の神棚コーナーです。
私もカール・セーガン博士に会いたいなぁ~本にサインもらわなくちゃ(あ、あの世に本は持って行けないか)
Science as a candle in the dark……この言葉の意味を生かす社会、人類でありたいと思うのでした。
コメントとお祝いのお言葉、ありがとうございました。

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2018/03/19 01:28 [edit]


内田康夫、人気あるなあ……。

ヒネたミステリファンなので、内田康夫作品は許せないという(笑) 警察のあまりにもザルな捜査、いい加減な無きにも等しいしかも陳腐なトリック、論理ではなく話の都合と成り行きだけで犯人に迫る探偵……(ミステリガイドブック「本格ミステリ・フラッシュバック」の「プロットで犯人を追う」という書き方には、「おお! 物は言いようだ!」と膝を叩いた(笑))、もう、推理小説をダメにしたのはあんたらノベルズ作家やろ! くらいの勢いで怒っていたため、自作の迷探偵の名前を「深見剛助」にしたくらい(笑)

まあ……人には、向き不向きいうのがあるいうことで(笑) わたしは「黒死館殺人事件」でも読んでますね(笑)

ポール・ブリッツ #0MyT0dLg | URL | 2018/03/24 20:47 [edit]


上記の書き込みをした後で、松本清張と森村誠一を読み、本格ミステリマニアに対して社会派ミステリを弁護する日記を書き、読み返して猛烈に反省……。

「ノベルズ作家」をここまで攻撃した口で、よくも自分は社会派擁護なんてできたもんだ、と。

わたしがここまでノベルズ作家を罵倒するのは、本格ミステリマニアが社会派を罵倒していたのとどこが違うんだ、と。

自分が心底イヤになったのでしばらく水を被って修行いたします。

ご迷惑おかけしました。(と、いってもまた何度でも来るけどね(笑))

ポール・ブリッツ #0MyT0dLg | URL | 2018/04/04 18:10 [edit]


ポール・ブリッツさん、ありがとうございます(^^)

ポールさん、コメ返遅くなってほんとすみません~!! 怒濤の春休みが終わって、やっと呼吸ができるようになった?ところです。ほんと、毎日、息してないんじゃないか、な日々でした。やっと、PCの前に(仕事以外で)座ることができました(^^)/

で。
あはは~。ポールさんのコメント拝読して、いや~、ポールさんならそう来ると思った! と思わずにやにやしちゃいました。
え? 私は決して内田康夫ファンというわけではないのですよ。でも、2時間ドラマは嫌いじゃないんですよ。あれ? 変な例えだな。つまり、水戸黄門も大岡越前も必殺仕事人も嫌いじゃないんですよ。だからその延長で、内田康夫作品も嫌いじゃないんですよ。でもすごいファンかというと、別に「読まなくちゃ、見なくちゃ」というわけじゃなくて、たまたま手に取ったら読む、TVつけたら見る、という感じで。
しかも、たまに見たく・読みたくなるのです。なぜなら、頭を使わないから……いつも小難しい、頭をひねるような作品ばかり見ていると、私、疲れちゃうんですよ。だから、仕事とか学会とかで出張の新幹線の友は、2時間以内で読み終わって頭をあまり使わない作品。もっとも、最近は、追い込まれてて余裕がないから、新幹線の中でも仕事してますけれど(>_<)
きっと、松竹新喜劇とよしもと新喜劇に育てられた関西人だから、でしょうかね~。突っ込むところで突っ込みたいんですよ。そこ「そう来ると思った」じゃなくて「そうこなくちゃ」ですね。

まぁでも、いわゆる本格派ミステリファンには「何だよ」なんでしょうね。なんか分かります。
人には向き・不向きあるってのは確かですね。私も、どうしても読めない文章というのがあります。内容がどう、というのではなくて、その人の書く文章が読めないってのがあるのです。だから、アマゾン、最近利用してるけれど、買ってから「わ、この作家の文章、よう読まんわ」ってことがあって、初めての作家の作品を読むときはまず本屋で本を開いてからにします。1ページというよりも、数行読んだだけで、内容が素晴らしいとか関係なく無理!ってのがあるんです。なんでだろな~
ま、向き・不向きですかね。
時間は限られているから、読みたくない作品を読む必要はないと、確かにそう思います。
だから、お互いに好きな作品を人生(壮大なる暇つぶし)の友といたしましょう! できるだけ自分にとって上等な(あの世にいくまでの)暇つぶしをしなくちゃいけませんからね(^^)/

でもあの世にいったら、私はまず、池波先生をお探しして、鬼平の最終話の続きを聞かなくちゃ!!

コメントありがとうございました!!

彩洋→ポール・ブリッツさん #nLQskDKw | URL | 2018/04/07 08:53 [edit]


ポール・ブリッツさん、ありがとうございます(^^)

ポールさん、もうひとつ、ありがとうございます(^^)/
いや、こりゃえらいこっちゃ。本格派ミステリ? 社会派ミステリ? その時点で、私の頭は「?」です^^; 
ミステリーという言葉に対するその人の持っているイメージでしょうか。以前、ファンタジーってどこまでをファンタジー?って話があったような。ハイファンタジーって何?って話題があって、分かってない私とか、「?」だらけになっていたことが。

私は、殺人事件とかあってトリックがあって探偵が出てきて謎解きを楽しむタイプの作品よりも(頭が悪いので、謎解きできないんです^^;)、その人が何でそういうことをしたか、という部分を描き込んだ作品の方が好きです。だから、「犯人は既に分かっているけれどどうしてこうなったの」という部分がちゃんと書かれている作品に、けっこう気に入った作品が多いです。

でも、○○派、なんて決めて作品を区別していくのって、なんか楽しみを減らしてるような気がするのは気のせい?
自分にとって好きな作品・良い作品は、○○派、○○系とかいうタイプ分けできないような気がします。どんな系統のものの中にも、自分の中のリズム・好みに合う、いわゆる「琴線に触れる」ってやつがあるように思うのです。
私、阪神ファンですけれど、そもそも野球ファンなので(球場にひとりで行って野球見ながら飲むことのできる女です。あ、まさかの球場という巨大な飲み屋で飲みたいだけじゃないの、っていわれるかな。うん、当たらずとも遠からず)、好きな選手は敵チーム!にもいます。嵐のファンですけれど、視野の狭い嵐ファンのことはあまり好きではありません。民謡の勉強していますが、クラシックのコンサートにはしょっちゅう行くし、たまにロックもジャズも聴きますしアイドル歌謡も聴きます。私の中でベートーヴェンと民謡は同じく「琴線に触れる」んですよね。

あ、話が逸れすぎか……
ポールさんはものすごく沢山作品を読んでおられるから、きっと沢山の知識があって、分類もできちゃうんでしょうね~。それはすごいなぁと思うし、それだけ読んでおられたら、好き嫌いも色々出てくるのだろうなぁとお察しします。
私ったら、読んだ先からあれこれ忘れちゃって、読んだことを忘れてまた読んでることもあって、半分くらい読んでから「私、この犯人知ってるわ」って事もあるんですよ。印象に残らなかった作品は、有名作品でもそんな扱い^^; 代わりに、事件の背景をあれこれ描いてあるのは、印象に残っている。そういうのは社会派になるのかな。
最近、映画で「64」観て、結構感動しました。あ、佐藤浩市にやられた、だけかもしれません。
人間の中のいろんなどろどろを描いたものは、みんなミステリ、と思っている私です。何より、人間、歴史、宇宙、世界の全てがミステリという括りにしてる私は、かなりいい加減ですかね。

あ、でも、私、ポールさんのミステリ批評、楽しく拝読していますよ。それから、志水辰夫さん、すごく好きです。一時むっちゃ嵌まってました。文章のリズムが好きなのかも。

また何度でも来てください~(^^)/
またお待ちしております。コメントありがとうございました!!

彩洋→ポール・ブリッツさん #nLQskDKw | URL | 2018/04/07 09:35 [edit]


大海さん、ご無沙汰しています。
新年度になりましたが、大海さんの忙しさは相変わらずなんだろうな、大丈夫かな、と、ちょっと心配しています。
私の方は、そんなに忙しくはないんですが、どうも体調がずっとすぐれず、やばい、もう長くないから書けるだけ書いておこう、とか、真剣に考えてる日々(笑)←医者に行くのが面倒( ;∀;)←大海さんに何を言う。

玉置浩二。私も大好きでした。あの声とメロディで、一瞬にして別の空間に連れていかれる感じ。初めて見た劇団の舞台で、ラストに「ワインレッドの心」を使われて、心酔して倒れそうでした。ずるいw(生瀬勝久さんの劇団)
でも……喋らせてはいけませんね。本当に変わった人で(笑)だから、コンサートでもMCが(スタッフによって)禁じられていたりして……。
いや、何かに秀でた人はきっとみんな変わり者なんです。

そして、内田康夫さん。
私は浅見光彦シリーズも、ほとんど見たことが無くて疎いんですが、「天河伝説殺人事件」の作者さんだったのですね!

そういえば、数か月前からネット上で、「浅見光彦シリーズの最終話を募集」という公募を何度も見ました。
シリーズ最終話を一般公募するなんて、なぜだろう。話題づくりかな?……と、不思議でしたが、ご本人の体調がもう、あまりよくなかったのでしょうね。
一般公募による最終話。ファンの人はどんな気持ちで見るのだろうなあ……。でもきっと、愛されて描かれた作品だから、素敵な作品が選ばれることでしょう。(そういうのも、作者には嬉しい事かも)

そして、上のポールさんとのやり取りが、ちょっと面白かったです^^
私もミステリー好きだけど、大海さんと似てるなあ……って。
本格謎解きミステリー(エラリークイーン)から、ミステリーファンになったのに、私は本格謎解きミステリーが苦手です。
犯人が誰でも、どんな巧妙なトリックが仕掛けられていても、「ふーん」という反応になってしまって(;'∀')
そして半年たてば、その内容も犯人もトリックも全部忘れてしまう。
私の中に残るのは、事件を通して苦悩するキャラクターたちの人柄とか、切なさとかなんですよね。
エラリーはすごくイケメンで可愛い探偵で、そこがど真ん中だったんだろうな^^←ミーハーめ

ああ、なんだか取り留めのない事を……。
返信は、気にしないでくださいね。それでなくとも時間が無いのに。

最近、どんな作品が求められているのかを少しずつ勉強しています(独学)
知れば知るほど、「それは私が書かなくても、たくさんの人が書くよね」という答えに行きついてしまい、筆が止まります。
ここを越えれば、何か見えてくるんだろうな……と、日々壁を見上げています。
今日もお腹が痛いです。←だから医者に……

lime #GCA3nAmE | URL | 2018/04/08 11:00 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

limeさん、こちらこそ、ご無沙汰です(^^)/
こちらは、仕事柄、学校の長期休みシーズンが異常に忙しくて。しかも春休みって、人事異動も多い時期じゃないですか。うちらの業界としては、異動の時期をずらして欲しいと思うのですよね。でもようやく春休みも終わって、ほっと一息。昨日は、ちょっとお仕事に行くついでに、パスポートの切り替えをしにいきました。でも今日は数週間ぶりの何もしない休日で、あさからず~っとぼ~っとしています。あ、部屋の掃除とピアノの練習もしながら。

> やばい、もう長くないから書けるだけ書いておこう、とか、真剣に考えてる日々(笑)
あはは~そうそう、これ分かります。なんかある年齢を超えたとき、人生を逆算し始めました。あと何年くらいで、このくらいのことをしとかないと、間に合わないなぁ、的な。でも書くのも体力が要るんですよね。だんだん体力もなくなってきて、特にちょっと夜更かしすると、何日も引きずるという。
で、体調が悪いのが、単に年取ったからなのか、本当に病気なのか、よく分からなくなるんですよね。きっと、こんなふうに「年取ったからなぁ」と思っているうちに病気の発見が遅れて……って、分析してどうする^^; お互いに気をつけましょう。

あ。そうか、玉置浩二。なるほど、しゃべらしたら余計な事いうから、しゃべらせてはいけないという、そういう可能性もあったか! 確かに、噂ではかなり変わった人だと聞いたことがあります。でもTVでこのコンサートの宣伝やっている番組観たときは、普通にしゃべってたけれど……あ、そうか、テレビは編集ができますものね。ナマはまずいってことか~
> いや、何かに秀でた人はきっとみんな変わり者なんです。
確かに! 最近はスポーツでもインタビューの受け答えまで練習するみたいですものね。ただできるだけじゃダメで、世の中の人にアピールする、そして好印象を与える技術まで求められて、できなかったらバッシングされることもあって、ほんと、面倒くさい世の中になりました。

浅見光彦シリーズはあまりにも数が多くて、私も多分半分くらいしか読んでいないと思うのですが(しかも例のごとく、記憶は曖昧^^;)、ただ、舞台が日本全国津々浦々で、ガイドブック代わりにできそうです。確か、淡路島の話の時は、淡路島にある女人禁制の巨石のある神社のことも出ていて、お、巨石を取り上げてくださるなんて有り難い、と思ったものでした。
でも『天河伝説殺人事件』は、小説の記憶はいささか薄まっているのですが、なかなか良い印象が残っています。なぜ小説の方の記憶が薄まっているかというと、市川崑監督の映像美が美しすぎてその記憶があまりにも強いんですね。そして……私が随一と思っている浅見光彦を演じていた榎木孝明さんの雰囲気が……
あ、そうそう、最終話の募集、私も宣伝?を見ました。生前からそのように仰ってたんですよね。浅見光彦の行く末をファンたちに託すというのは本当に愛されたキャラだからと思います。
あ~、本当に、途中で作家が亡くなるほど衝撃的なことはありませんから……(鬼平……しょぼん)

ポールさんとのやりとり、そうそう、いや、ポールさんは本当によく本を読まれていますよね。いつも感動するのですが。あれだけ読んでおられると、読んだハナから忘れていかないのかなぁと思うけれど、ちゃんと分析するだけの記憶されているというのがすごい。
確かに、limeさんと私とは傾向が似ているかもしれませんね。私も、本格派がどの辺りまでを指すのかよく分かっていないけれど、エラリー・クイーンとアガサ・クリスティから入った口なのですが(小学校の時は江戸川乱歩とコナン・ドイル)、なぜかその後はあまりそっち方向に進まなかったような。といっても、読んでいるものが本格派なのかどうか、作品を分類することができていないのですが。
> そして半年たてば、その内容も犯人もトリックも全部忘れてしまう
そうそう。もともとあんまり記憶力が良くないのですが、もうね、どんどん忘れますよね。うん、まぁ、それで良いことにしましょう! limeさんと同じで、登場人物たちの心情の方が印象に残りますね。
そうそう、探偵のキャラは大事ですね、うん。そう言えば、横溝正史が金田一耕助に託したものって「探偵は風」という立ち位置だったと、ある映画監督が言っていましたね。物語がどんなにどろどろでも、人間関係がどろどろでも、そこに「風」があるだけで読後感がいいのだと。だから、探偵は事件によって汚れてはいけないのだと。なんか分かるわ~(うちの探偵はいちいちどろどろに巻き込まれるけれど)

> 最近、どんな作品が求められているのかを少しずつ勉強しています(独学)
> 知れば知るほど、「それは私が書かなくても、たくさんの人が書くよね」という答えに行きついてしまい、筆が止まります。
> ここを越えれば、何か見えてくるんだろうな……と、日々壁を見上げています。

なんかこれ分かります。私も最近、まさに私が書きたいこと、イメージしている世界、すでにここに書かれているわ、と思って、もう書かなくてもいいか、と思うこともしばしば。世界観では、宮崎駿監督の『ナウシカ』と『もののけ姫』、それから、最近読んだ中では『精霊の守り人』シリーズもその中に入るかも知れません。最近は、音楽絡みで良い作品を幾つか読んだので、あ~なんか、私の書くものの意味は何だろって思うことも。でも、きっと自分にしか書けないものがあるって信じて、作家の方々は書いておられるんでしょうね。
そう言えば、昔は「自分が書くものが一番自分にとって面白い、自分が読んで面白いものがあまりないから、自分で書こう」って信じてたんですけれどね……う~ん。ま、考えすぎても仕方が無いなぁ。
実は先日観た番組で、ある建具職人の人が、ものすごい作品を作っているんだけれど、どう見ても1000万以上はするだろうって建具を、注文した人に270万で売ってるんですよ。ほとんど材料費です。趣味みたいなもんだからって、どんなけ時間かけて、他の仕事もしないでやってたんだろって思うけれど。で、言った言葉がかっこよくて、思わず書き留めちゃいました。
「建具職人は、木を見て興奮しなけりゃあかん」
誰かが褒めてくれるとか気に入ってくれるとか、そういうんじゃなくて、木を見て興奮するからやるって……ほ~

> 今日もお腹が痛いです。←だから医者に……
わかります。そうそう、私も毎日、朝お腹が痛いんです。登校拒否の子どもみたいです。
変な咳も止らないし、いつもなんか胸辺りが苦しいし。
(医者に行くの、面倒ですよね。うんうん、わかります。)
お互い、無理が利かない年ですから、そこそこ無理をせずに、この世を渡りきりましょう!
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2018/04/08 18:56 [edit]

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