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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行番外編】フランス南西部・美しい村(3)ロカマドゥール 

ロカマドゥールへご案内します。
崖にへばりついているような礼拝堂、ここから12世紀に聖アマドゥールのミイラ遺体が発見されたことから、聖地になりました。その後巡礼地としてにぎわうようになり、世界遺産に登録されている村。
ロカマドゥール
崖の上には城があり、中腹の崖にへばりついて教会(聖域)があり、下には町があります。
城から教会のある聖域までは、つづら折りの道があり、道が折れるところにはキリストの受難のレリーフがあります。
道
受難2受難1
聖域とされる場所は礼拝堂に囲まれているといった感じで、ここに最も有名な黒い聖母子が安置されています。木製とのこと。こちらでは船の航行の安全を祈ったり(ここで祈ったおかげで遭難を免れた、という年代が記されたレリーフがある)、また囚人の巡礼地でもあるようです。
教会1ファザード
黒い聖母子、何かの小説を思い出しますね。意味合いはともかくも、少し普通とは印象の違う聖母子像ですが、それだけに不思議な力に充ちているように見えます。
硬質な石の世界の中の木のぬくもり、なのかもしれません。
聖母
聖アマドゥールの遺体が見つかったのは聖域の上層。壁画が美しい。
壁画
そしてこの階段。
階段貝
下から216段ある階段…巡礼の方々は膝で登られるのですが…やはりハードな道ですね。
それにしてもわずかにカーブして登っている、美しい階段です。
何だか全く違うのに、京都の永観堂の裏手にある階段を思い出してしまいました。
永観堂の階段は龍が臥した姿を模したと言われますが、木のカーブはもう少し柔らかい感じ。
ここにあるような石造りの階段には、やはり弱さを拒むような厳しさを感じる。
けれどもそこに膝をつけて登っていくとき、もしかするとそこには、その人にしか分からない温度・温もりがあるのかもしれません。
階段にはホタテガイが……これは巡礼の道の印だそうです。
ナイフや
実はナイフでも有名な町だとか。これは下の町にあるナイフ屋さん。

町の造り自体が荘厳な印象のロカマドゥール。
フランス南西部にある美しい村の中で、聖地の魅力を存分に湛えた場所です。

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Category: 石の紀行文(写真つき)

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コメント


。。。。むう。このあたりに来るとコメントがない・・・ということに寂しさを覚えるというか。それは別にいいのですが。
石は地球の原初だ~~!!!ということを示しているのがヨーロッパの石文化なのですよね。石は石の魅力があって、それで建物を作っているのが素晴らしいのがヨーロッパの魅力なような。教会ひとつとっても石でできているものであって、それこそ地球の原初であり、生活を感じることができる写真が素晴らしいです。

LandM #- | URL | 2013/07/31 17:59 [edit]


LandMさん、ありがとうございます(^^)

いえいえ、そもそもこの石の紀行文にコメントを下さるのは、LandMさんおひとり…^^;
最近の記事は、少し読んでくださる人がいらっしゃるのですが…^^;
石は地味なのでしょうか。キラキラ光っているならともかく、このコーナーに載っているのは岩ですしね…
私にはきわめて落ち着くものなのですが。
でも、このあたりはきっと訪問してくださる人も少ないのだと思われます^^;
あ、でも、夏休み前になったからか、旅行記事を検索で訪ねてくださる人がパラパラ…
コメントはありませんが、もう少し丁寧に、楽しめるように書けばよかったと思ったりしています。

ヨーロッパ、本当に石の文化ですね。
だからこうして残っているのだと思うと、木の文化は本当に儚い気もしますが、それもまた文化や思想の表れなのかもしれませんね。文字を持たない民族の遺跡が残っている、そしてそうした民族がいたことを我々が知ることができる、それはある意味すごい事でもあります。
そしてまた、崩れた遺跡はともかく、かなり古い世界遺産のような建物でも、今でもちゃんと人が住んでいることも、すごいことだと思えます。金はかかるそうですが(維持のために。不便だし)、誇りだとおっしゃいます。
だんだんLandMさんに読んでいただく石紀行の残りが減ってきましたね…また新たな石をアップしなくては…^^;

彩洋→LandMさん #nLQskDKw | URL | 2013/07/31 22:36 [edit]

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